【FTCJ子どもアンバサダーリレーコラム】Vol.25「ヘアドネーションについて」

当団体の子どもメンバーの代表であるFTCJ子どもアンバサダーによるリレーコラム第25号です!

リレーコラムって?

FTCJ子どもアンバサダーが執筆したコラムを投稿していきます。
テーマは「子どものわたしが伝えたいこと」。
子どもアンバサダーの皆さんに自由に発信していただける場であり、
自分が感じていることやアクション、やってみたいこと、興味のあることなどから自分でテーマを見つけ、読者の皆さんに伝えたいことを書いていただきます。
《リレーコラム一覧》


 〜子どものわたしが伝えたいこと〜
<リレーコラム Vol.25「ヘアドネーションについて」>

 

今回の執筆者は、中学2年生の咲羽さんです。

 

今回は、「ヘアドネーションについて」書いてくれました。

咲羽さんのヘアドネーションの取り組み…ぜひご一読ください!

 

   咲羽さんの言葉

「これを読んだ誰かが少しでもヘアドネーションに興味を持ってくれると嬉しいです。」

 


「ヘアドネーションについて」

 

みなさん「ヘアドネーション」という言葉を聞いたことはありますか?聞いたことのない方も多いと思います。
ヘアドネーションとは小児がんでウィッグが必要となった子供達に自分の伸ばした髪をウィッグにして届けることです。
 
私はヘアドネーション小学3年生の時からやっています。去年の冬に3回目を行いました。
私がヘアドネーションを知ったきかっけは小児がんで亡くなってしまった宮越由貴奈ちゃんの詩を読んだことです。
そこで、小児がんの子供たちは抗がん剤で髪の毛が抜けてしまうことを知りました。当時長い髪の毛が自慢だった私は衝撃を受けました。
 
「女の子にとって髪の毛は大事なのに髪が抜けてしまったら悲しくないのか」と、当時の私は思いました。みなさんも考えてみてください。
急に髪の毛が抜けてきたらどう思いますか?ショックを受けませんか?
でも小児がんの子供たちはそれも乗り越えて生きています。
私はより多くの子供達にウィッグを届けたくてウィッグを作るために必要な髪の毛を寄付することに決めました。
やると決めてからは、規定の長さまで伸ばし続けました。邪魔だったり暑かったりで何かと切りたくなりましたが邪念は強い思いで吹き飛ばしました。そこから切っては伸ばしの繰り返しで3回目もすることができました。
 
髪長く伸ばすの面倒だなーとか暑そうとか思う人もいるかもしれません。でも考えてみてください。髪の毛をただ伸ばすだけで誰かを笑顔にすることが出来るかもしれません。
そう考えるとやりたくなりませんか?
 


それでは次回もお楽しみに〜!