【FTCJ子どもアンバサダーリレーコラム】Vol.19「ありのままの姿でいること」

当団体の子どもメンバーの代表であるFTCJ子どもアンバサダーによるリレーコラム第19号です!

今回からは、子どもアンバサダー2022-23によるコラムが始まります!

リレーコラムって?

FTCJ子どもアンバサダーが執筆したコラムを2週間ごとに投稿していきます。
テーマは「子どものわたしが伝えたいこと」。
子どもアンバサダーの皆さんに自由に発信していただける場であり、
自分が感じていることやアクション、やってみたいこと、興味のあることなどから自分でテーマを見つけ、読者の皆さんに伝えたいことを書いていただきます。
《リレーコラム一覧》


 〜子どものわたしが伝えたいこと〜
<リレーコラム Vol.19「ありのままの姿でいること」>

 

今回の執筆者は、高校生のせいたさんです。

 

今回は、「ありのままの姿でいること」についてコラムを書いてくれました。

せいたさんがこの現代社会に対して感じていること…ぜひご一読ください!

 

せいたさんの言葉

「僕が考える日本社会の疑問点について、皆さんも一緒に考えてもらえれば幸いです」

 


     「ありのままの姿でいること」

皆さん、初めまして、子どもアンバサダーの箱田晴大です。
今回は、最近、私が疑問に思っている「日本のルッキズム社会」について書いていこうと思います。
 
まず初めに、皆さんは「ルッキズム」という言葉を聞いた事がありますか?
ルッキズムとは、外見のみを重視して人を判断したり、容貌や容姿を理由に差別的な扱いをしたりすることです。また、「外見至上主義」と言い換えることもあります。

 

私は、日本社会において、このルッキズムの風潮がとても根強いと実感しています。
特に、一般的に理想とされる容姿であることが美徳とされ、それらが過度に評価されていると感じます。私は、自分の容姿に不満を持ち、整形をする日本人が増加していることに疑問を抱いています。

例えば、日本のマスメディアがその一例だと思います。
容姿が整っている方々を積極的にメディアに採用し、容姿があたかも一番重要であるかのように振る舞っているところです。
そのような風潮が原因で、容姿にコンプレクスを抱き、悩みを抱えている人も少なく無いと思います。

  

The best and most beautiful things in the world cannot be seen or even touched — they must be felt with the heart.(Helen Keller
世の中で一番素晴らしいものや、一番美しいものは、見たり触ったりできません。

 


この言葉は、ヘレンケラーの名言です。彼女は「本当に素晴らしいものや美しいものは、外からは見えない」と述べています。
 
人としての美しさや価値は、内部に秘めているものだと思います。最近の風潮を批判するわけではありませんが、どのような姿であれ、人のことを外見だけでは判断できないと思います。
 
本当の姿は、内部に秘められているのかもしれません。

それでは次回もお楽しみに〜!