【書籍出版】 原稿執筆したものが書籍となって販売されることになりました。 明石書店刊 「子どもコミッショナーはなぜ必要か」2月20日発売
FTCJ代表中島が原稿執筆を分担した書籍が発売されることになりました。
「子どもコミッショナーはなぜ必要か」(2023年出版 明石書店刊)第7章
https://www.akashi.co.jp/book/b622103.html
こども基本法施行、こども家庭庁設置に伴うこどもの権利擁護への期待とまだ果たされていない課題についてさまざまな観点から書かれています。
~明石書店HPより~
子どもの権利を守るために世界に広まる子どもコミッショナー。日本では地方自治体には設置されているものの、国レベルの独立した機関はまだ存在しない。自治体の相談・救済機関のグッド・プラクティスから、国における子どもコミッショナーの制度化について考える。
あいさつ
はじめに
第1章 こども基本法、こども家庭庁、子どもコミッショナー
1 はじめに
2 子ども基本法制成立の意義
3 子ども基本法制
4 子どもコミッショナー
5 おわりに
第2章 世界に広まる子どもオンブズパーソン/コミッショナー
1 独立した子どもの権利擁護機関――国連・子どもの権利委員会の見解
2 子どもオンブズパーソン/コミッショナー等の設置例・活動例
コラム 子どもコミッショナーのような国内人権機関の必要性
第3章 自治体で広まる子どもの相談・救済機関
1 日本の子どもたちが置かれた状況
2 自治体で広まる子どもの相談・救済機関
3 子どもの相談・救済機関の成果とネットワーク
4 子どもの相談・救済機関と他機関の違い
コラム 子どもコミッショナーはなぜ必要か
第4章 子どものSOSからの救済――子どもの相談・救済機関における子どもオンブズワーク
1 子どもの相談・救済機関の職責
2 子ども条例に基づく子どもの相談・救済活動の実際と考え方
3 学校など関係機関等への訪問
4 調査・調整とは
5 子どもの権利に関する普及・啓発、広報活動
6 子どもにやさしいまち・コミュニティの形成に向けて
第5章 自治体の子どもの相談・救済機関のグッド・プラクティス
1 はじめに
2 子どもの相談・救済機関とグローバル・スタンダード
3 自治体の子どもの相談・救済機関とグッド・プラクティス
4 自治体子どもの相談・救済機関はどうあるべきか自治体子ども相談・救済機関グッド・プラクティス
集第6章 日弁連の提言から見える課題
1 「子どもの権利基本法の制定を求める提言」及び「子どもの権利基本法案」の公表
2 子どもの権利基本法が必要な理由
3 子どもの権利基本法の内容
4 こども家庭庁の創設とこども基本法成立
第7章 子どもの声を聴く
1 フリー・ザ・チルドレン・ジャパンとは
2 子どもたちの声
コラム 学校現場は“子ども一人の人権侵害”にどう向き合ってきたか おわりに
資料