テイク・アクション・キャンプ・ジャパンのご報告

フリー・ザ・チルドレンでは、今年の3月25日~28日に

テイク・アクション・キャンプ・ジャパンを開催しました!

このキャンプでは、フィリピンで児童労働をしていた子どもと現地の活動家を招き、現場の生の声を聞き、世界の貧困問題や、さまざまな社会問題について学び、アクティビティーを通じてその問題に対してのアクションを起こすために必要なスキルを身につけていきます。

今年は千葉県の手賀の丘少年自然の家で開催し、40名の参加者と共に濃い4日間を過ごしました。写真と共に4日間の内容の一部を振り返ってみたいと思います。

<1日目:3月25日(火)>

*ウェルカム・キャンドル、スタッフ紹介

→フリー・ザ・チルドレン・ファミリーとしてみんなをウェルカム!

*オリンピックゲーム

→年齢関係なしの白熱したゲームでした!

*一心同体ディナー
→隣の人と小指を繋いだままディナーを食べました!うまく食べれたかな?

*線を越える
→自分に当てはまる質問を聞いたら線を越える新感覚アクティビティ!

<2日目:3月26日(水)>
*フィリピンゲストスピーチ
→パートナー団体であるPREDA基金から元児童労働者をゲストとして招きお話を聞きました。

*児童労働シミュレーションカードゲーム
→カードを使って児童労働者の一生を体験しました。
*チョイスタイム
→自由時間は、自分がやりたいことを「選択」する時間です!おしゃべりしたり、ワークショップをしたり・・・
*グローバルディナー
→決められた収入の多さにあった食事が出るディナーです。低収入のグループからは暴動が・・

<3日目:3月27日(木)>

*スピーチづくり

→効果的に「伝える」ためにスピーチの作り方とテクニックを学びました!

*みんなの活動報告

→メンバーからの活動紹介!

*Gift+Issue=Change

→自分の好きなことや普段していることで世界にどんな変化を起こすことができるか考えました。

*キャンプファイヤー

→歌ったり踊ったり。自分にとって大切なものは何か考え、活動の上で妨げになっているものを考えて紙に書いて燃やすということもしました!

<4日目:3月28日(金)>

*タレントショー

→人前で発表したり、パフォーマンスするの恥ずかしいと思っていたメンバーも

自分の壁を打ち破って挑戦していました!

*アクションプラン発表

→問題は知って終わりではありません。自分にできること、それをどう実現していくかを発表してもらいました!

*励ましサークル

→いろいろな質問に当てはまる仲間の背中にタッチしたり、お互いの良いところを言いあったり、キャンプ最後のアクティビティ!

他にも4日間を通じてさまざまなアクティビティやワークショップを行いました。

参加者の声を一つ紹介します。

私がこのキャンプの参加しようと思ったきっかけは、自分の本当にやりたいことは何なのかを見つけ出し、何かアクションを起こしたいと思ったからでしたが、実際に参加してみてTACJは私にとって人生のひとつの転機でした。今まで児童労働などには興味があったものの周りに自分と同じ考え方を持っている人があまりいなくて、なかなか行動にうつせませんでした。しかし今回参加して自分と同じ考えを持った人ばかりで、こんなに心地良く感じた場所は初めてでした!そして、自分の目指したいことが明確にすることができ、高校生の自分でもできることが必ずあると思えました。                                      高校3年 川西麻友

川西さんのように自分の変化や自分の持っている力への気づきを得た人がたくさんいたようです!

来年も春休みに開催を予定しているので、みなさんぜひ奮ってご参加ください♪

詳細が決まったらホームページに掲載しますのでチェックしてみてくださいね!