【報告】WE TALK “SOCIAL” 大学生企画 Vol.13 大学生企画「Everyone Lives Matter」を開催しました
11月14日に、WE TALK “SOCIAL” VOL.13 大学生企画「Everyone Lives Matter」を開催し、中学生から大人の方6名にご参加いただきました。
今回のテーマは「人種差別」。
前半には、「ステレオタイプ(固定観念)」や、かつて米国に存在した人種差別的な法律「ジムクロウ法」などの用語の説明を行いました。
その後、映画や歌を題材に、アジア人を連想させるキャラクターが箸でピアノを弾いているなどの差別的表現があったことや白人と黒人の不平等な関係が色濃かった時代だったことを説明をしました。
そしてもし自分が物語を書く側だったらどのような点を意識するのかをメインにディスカッションをしました。
後半には、世界で起きている黒人・アジア人などに対する人種差別や日本国内で見られる人種差別について触れました。
そして、大坂なおみ選手がSNSや大会の場などで反人種差別について声を上げたことや、Black Lives Matter運動などを取り上げ、これから私たちが人種差別問題に対してどのように行動を起こしていけばいいのか話し合いました。
参加者の皆さんの積極的な参加により、様々な意見を共有することができました。
今回のイベントを通して、人種差別についてより深く考えるきっかけになっていただけたら嬉しいです。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!
ディスカッションのまとめ
「もし、自分が物語を書く人だったら、どういうところに気をつけないといけないかな?」
<参加者の意見>
・登場人物に人たちが肌の色を気にせずに生活をしている場面を描く。
・主人公ではない人が人種関係なく仲良くしているところ。
・(物語で表現すると)わざわざ言葉で人種を表現することをしない。
・嘘は書けないため、黒人差別がはっきり出るように黒人視点でかく。
「これから私たちがどのように行動を起こしていけばいいのかな?」
<参加者の意見>
・知ることから始めてみる
・SNSのストーリーに投稿する。
・友達との会話で差別するようなことを自分から言わない
・自分がされて嫌なことをしない。
参加者アンケート
<印象に残ったこと・感想>
・自分がまだまだ知らないことを知れたしディスカッションで視野が広がった。
・初めて話す人とディスカッションをすることは不安でしたが色々な意見を聞けてとても有意義な時間になりました!
・少人数でのディスカッションだったので、あまり緊張することなく楽しくできました。
・人種差別の具体例が分かり、また学校等での解決策も考えることができた。