【国会議員のための「世界一大きな授業」2019】チームとしての集大成

こんにちは、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでユースエンゲージメント・アドバイザーを務めています鈴木洋一です。

6月16日(日)に「世界一大きな授業」の中高生世代チームの締めの活動として振り返りを行いました。8名の中高生世代の子どもが集まり、4月14日から約1か月で準備をし、5月15日に議員会館でイベントを行いました。そして、学校のテスト日程などを鑑みて、16日に振り返りを行いました。

4月14日から顔を合わすことができたのは数回と限られた時間でしたが、社会を変えていきたいという問題意識や教育に対する情熱を分かち合ってきたため、今では集まれば話の話題が終わりません。

振り返りでは、チームとしての成果や学びだけでなく、個人としての成長にも注目して、それぞれの挑戦を祝福しました。 「考えを言葉にして伝えることができた」「チームとして活動をすることができた」などの声が出ていました。
また、来年に向けて、よりよい活動を行う上での引継ぎ事項の確認や「世界一大きな授業」実行委員会の職員へのお願いなども取りまとました。

振り返りの後、「ギフト」という活動を行いました。
この活動では、「今後の人生で仲間に対してあなたが貢献できること」をテーマに、それぞれが貢献できることを1枚の付箋紙に、1つずつ記入し、それらを見せあいました。短い期間ながらも共に思いをもって向き合った仲間に対しての暖かい言葉が多くありました。

 

 

最後に、共感的コミュニケーション(Non-Violence Communication)という価値観と気持ちを軸に人と人とのつながりを振り返る手法で用いる、人の持つ価値観に関して記載されたカードを使って、”中高生による国会議員のための「世界一大きな授業」“の一連の活動を通じて抱いた価値観やその時の気持ちを分かち合いました。

限られた時間でしたが、社会の不条理に対する問題意識や教育に対する情熱を強く持つ中高生世代のメンバーと一緒に活動をできたことはとても刺激的でした。
「今後も社会問題に対して活動したい」という声も多くありましたので、また別の機会でメンバーであった皆さんと再会できる機会を楽しみにしたいと思います。