【報告】10代のための年末SDGs Online Camp(WE Are the Movement)

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンは、2020年度より大東建託グループみらい基金さまからの助成を頂き、
子ども・若者のソーシャルアクションイベント開催を応援する「We Are the Movement」プロジェクトを実施しています。

この度、プロジェクトメンバーからイベント開催報告が届きました。


12月20日〜26日に、「10代のための年末SDGsオンラインキャンプ」を開催しました!

イベント募集時のブログはこちら

 

【イベント内容】

身近な社会問題について学びあい、それぞれの家から問題解決のためのアクションを起こすオンラインイベント・キャンペーンを12月20~26日に開催し、4名の方にご参加いただきました。

 

20日にキックオフとなるイベントを行い、SDGsと問題解決スキルに関する簡単な講義、ワークショップを行い、
26日までにそれぞれの参加者が関心を持っているSDGs・社会問題を解決するためのアクションプランを考えました。

 

最終日(26日)には、それぞれの活動をオンラインで振り返りました。

 

【イベント実施報告】

  • 12月20日 キックオフイベント
    1.各参加者に興味のあるSDGsの目標を選んでもらう。
    2.選んだSDGsの目標がなぜ解決されていないのか、意見を出し合う。
    3.選んだSDGsの目標を解決するために私たちができることについて意見を出し合う

 

  • 12月21~26日 キャンペーン期間
    1.アクションのアイディア固め
    2.アクションの実行
    ※運営メンバーは、キックオフイベントで話し合った内容を踏まえ、参加者一人ひとりの活動についてのメールでアドバイスしました。

 

  • 12月26日 振り返りイベント
    1.全体の振り返り
    2.キャンペーン中行ったこと&最終的なアクションプランの発表をしてもらう。
    3.政策提言を作成する。(ウェブフォームへ回答する形式で意見を集めました)

 

<アクションのアイデア例>
Mさん:学校や家の電気コンセントなどに「電気ヒーターよりも電気毛布やこたつを使おう!」「目安は〇度まで!」などのメッセージを伝えるポスターを貼る。

Aさん:フェアトレード商品を買って、投稿する&家族や友達に伝える。機会があれば、文化祭などで売る。

Rさん:二酸化炭素削減や、森林火災抑制を呼び掛けるポスターを作り、貼る。

Tさん:フードバンクを経由せず、食品が余っている場所(レストランやコンビニなど)を知ることができるアプリを開発する。

 

 

【参加者の感想】
・身近なところにもできるアクションはあり、目に見える形での解決にはならないかもだけど小さなアクションの積み重ねが大切であるとわかった。

・考えるだけではなにも変わらないけどアクションを起こすことで少しでも現状を変えられることに気づけた。

・自分が日頃思ってはいたけど一人では解決できなさそうな問題に対して、自分からでも発信できることや行動に移せることなどを沢山知ることができた

・どのようなことが問題になっているのかを深く考え、それを解決するための具体的なプランを立てたことでとてもアクションが起こしやすくなった

 

【イベントを実施してみて】
参加者がそれぞれ興味を持っている社会課題に取り組んでもらったことで、みんな積極的に参加してくれたのでよかったです!

また、少人数での開催だったため、一人ひとりの方のアクションについて、参加者・運営メンバーも一緒になってゆっくりと考えることができ、とても深いディスカッションができたと思います。

「身近なところにも起こせるアクションはいくらでもある」ということを知ってもらえたことと、アクションを実際に実行へ移せるという段階まで持っていけたことが嬉しかったです。