【報告】5月10日(日): WE Speak Up オンライン勉強会(教育)

こんにちは!

フリー・ザ・チルドレン・ジャパン事務局インターンの藤井です。

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンは、2020年より24歳までを対象にした、
議員や住んでいる街の政治家に対して声を上げて、社会を変えていくプログラム WE Speak Up キャンペーンをはじめました。
多くの方にご応募をいただき、社会をよりよくするために声を上げようという意思を持った子どもや若者の存在に、
担当チームとして勇気づけられています。
5月10日にWE Speak Upキャンペーンに参加するメンバーの方々とオンライン勉強会を行いましたのでご報告します。

WE Speak Upオンラインイベント(教育)

まず、趣旨説明などを行った後、参加者に加えて、担当職員やインターンで簡単に自己紹介を行いました。

そして、担当スタッフ鈴木(洋)から「対話のための約束」として、
安心して話し合いをするための場づくりのための説明を行い、
「子どもや青少年が声を上げること」について10分間の講義を行いました。
日本をはじめ、7カ国の先進国の若者に関する調査結果から、日本では他の先進国に比べ、
政治や社会に関心のある若者が少ないことがわかりました。

鈴木の話の中で、その原因には若者自身ではなく、若者が育った(日本にある)環境があると学びました。
私自身、若者の社会に対する無関心さを指摘される度、自分たちが批判されているように感じていたので新たな発見でした。

また、子どもの社会参画のゴールとして、子ども主導の活動に大人を巻きこむ段階を目指していこうという話がありました。
講義の最後には、「WE Speak Upを通じて、社会に声を上げることで社会問題を解決していくとともに、
子どもや若者が社会を変えていけると思える環境を育んでいこう」と鈴木からまとめがありました。

次に、この講義を受け3-4名1組での話し合いをおこないました。
WE Speak Up参加者の学校などでの実体験に基づく話がされていました。
その中では、「年を重ねるほど自分の考えを言いづらくなること」や
日本で集団にいると自然に発言しづらい雰囲気が出てくる」という意見が出ました。
一方で、「海外出身の方々の中にいると授業などで積極的に発言する場合があり、
そういった周りの積極性から自分も発言できるようになった」という参加者の実例に、
環境が変われば自分も変われると改めて思いました。

後半は、鈴木から教育について講義を受けました。
日本国内でも様々な取り組みが行われているものの、教育に関する公的予算の少なさや、
ジェンダーに関する慣習やいじめ、不登校、外国籍の子どもへの参加など様々な点で問題があることがわかりました。

また、それぞれSDGs(持続可能な開発目標)に関連して話がされ、
私たちの教育の現状とグローバルな目標の関係性も示されました。
また、日本の開発途上国への教育支援をみても、高い経済力を誇りながら、
それに期待されるだけの十分な支援を途上国へ行っていないことが示されました。

講義のあと、再び3-4人1組での話し合いを行いました。
参加者からは、日本での教育は「家庭の経済力によって大きな格差が生まれる」ことや
「(教育現場では)多様性を受け入れられていない」という意見が実体験が出されました。

住む場所や年齢などバックグラウンドが異なる参加者で集まって話し合ったことで、
新しい視点や考え方をたくさん得られました。
それまで問題と意識できていなかったことも他の人にとっては壁になっていたのだと分かりました。

 

次回はロビイング(政治家・関係者を訪れて意見や要望を伝えること)に関するオンライン勉強会です。
実際にどのように声を上げるのかを学べる機会です。
参加者の、教育に対する問題意識がどのようにロビイングの技術に結びつくのか楽しみです。