現代の奴隷ー中国の捕われた子どもたち
http://www.theguardian.com/global-development/video/2013/sep/19/china-child-slaves-video
こちらで、現代の奴隷としてのニュースが紹介されていました。
奴隷は過去のものと思われがちですが、現代も続いています・・・
動画の要約です。
中国では、毎年何万もの子どもたちが行方不明になっています。そのほとんどがレンガ工場で働かされており、多くの親たちは探し続けていて、何千ドルもかけることもあります。
子どもが誘拐されたとわかっても警察に届けない親もおり、中国中をかけ回り、別の親たちと合流してやみレンガ工場へ行き、そこで働かされている子どもを助けています。
「聞いて回りました。村や農場に行き、近くにレンガ工場がないか。息子と同じくらいの子どもが働いてないかと。あると聞けば行って確かめました。工場から逃げ延びてきた子どもたちに話を聞きました。これまで何人も助けました。塀はなくても、牢屋のように常に見張りがいるので逃げることが難しいのです。なんとか逃げることができてもオートバイで追ってきてつかまってしまい、叩かれるのです。」
現在レストランで働く男性は、以前誘拐されてレンガ工場で働かされていました。1度、2度と脱走を試みたのですが、警察が賄賂を受け取り工場に協力していたので、つかまってまた売りとばされました。3度目の脱走で偶然トラックで通りかかった人に助けられました。その人は男性の父親から子どもを探してほしいと写真を託されていたのでした。
「地方の警察官の中には闇工場とつながっているものがいます。毎年闇工場は賄賂を渡しています。その結果、探すことがとても難しいのです。子どもたちの生活はひどく、豚の餌のような食事にベッドはなく眠るのは床の上です。はだしで働かされます。靴をはいてさえいれば、逃げることももっと簡単です。雇われた乱暴そうな男が出入り口で寝て、子どもたちを見張っているのです。」
(要約:天海一菜 文責:浅田紀子)