来る11月に、コンゴ民主共和国出身の元少年兵ミシェル・チクワニネ氏(現26歳)を日本に招き、講演会ツアーを行います。
ミシェルさんは昨年、日本テレビ系列番組「世界一受けたい授業」に先生役として出演し、子ども兵士について語った活動家で、今回は子どもの権利条約国連採択25周年（日本批准20周年）及びFTCJ設立15周年を記念して来日します。

世界には児童労働に従事する子どもは１億6800万人おり、
そのうち子ども兵士や買春など最悪の形態の児童労働に従事する子どもは8500万人にものぼると言われています。
元少年兵の活動家ミシェルさんとともに、
子どもの権利を守るために私たちにできることを考えませんか。

一般向け講演会を下記の5つの地域で開催します。
ご関心のある方ならどなたでもご参加いただけます、ぜひいらして下さい！

【来日スケジュール】

　http://www.ustream.tv/channel/childsoldiers2014

【ミシェル・チクワニネ氏プロフィール】

1988年1月生まれ。コンゴ民主共和国出身。5歳の時に誘拐され子ども兵士として紛争に巻き込まれ、想像を絶する苦しみや試練を乗り越えた 経験を持つ。変化への可能性に情熱と信念を持つ人道主義者。紛争の恐怖の中で育ち、政治的信条のもと立ち上がった父親が拷問の末殺害される現場や、レイプされる母親を目撃した。自身も拷問を受けるなどの経験をしている。

彼の父親を含む580万人以上が命を落とした内戦時代に育ったミシェルは、戦争による死と腐敗で暗黒の少年時代を過ごした。11歳の時、難民となって故郷を離れ、以後、アフリカの国々を転々とし、多く の問題に直面するが、同時に力を合わせて生きるコミュニティーの美しさも知 る。

現在はカナダ国籍を取得しトロント大学に通いながら、モチベーション・スピーカーとして、北米の10万人以上の人々、特に子どもや若者に訴えかけ、人生の新しい価値観と、社会的責任を通しての希望や変化への情熱を与えている。