We Day のステージ上で声を上げた10人の素晴らしい女性たち その5

クレイグが国際女性デーに関連して過去のWe Dayの女性スピーカーを10人紹介しています。残り3人のうちお2人を紹介致します。

http://www.weday.com/2016/03/10-amazing-women-who-have-hit-the-we-day-stage/

レイラ・アリ 

「モハメド・アリの娘」と紹介されることにも多いレイラ・アリさんですが、彼女が一人の個人として達成した偉業も称賛されるべきなのは言うまでもありません。

レイラさんは女子プロボクサーに対する偏見とも闘い、女子ボクサーとしては初めて、WBC女子スーパーミドル級のチャンピオンの座に登りつめました!(ちなみに、無敗で現役を引退しています!)

We Dayでのスピーチでは、いじめの問題について語り「本当に大切なことは何かを常に考え、時には不正なことに対して声を上げることも重要だ」と訴えました。

プロボクサーを引退した現在は、「少女や成人女性のスポーツ参画の推進」から「世界の飢餓の問題」に至るまで、様々な社会的事業に携わっています。

レイラさんは、「社会に変化を起こす」ということに関しても、「真の無敗のチャンピオン」なのです!

 

ナオミ・ツツ

ナオミ・ツツさんをWe Dayにお迎えできたのはとても光栄なことでした。ナオミさんは素晴らしいスピーカーであり、学者としても活躍しています。世界の中で、性差や、人種の違いを理由として起こっている不当な差別や暴力的な争いなどについて多くの提言をしています。

アパルトヘイト時代の南アフリカで子ども時代を過ごしたナオミさんは、人種や性差の違いを原因として、世界がどれだけ対立しているのかということを直に見て育ちました。

ナオミさんの人種差別や差別全般に対する見方や考え方は、多くの人に衝撃を与えました。また、そのような他の人には無い視点を持っていることがきっかけとなり、南アフリカのアパルトヘイト政策に関する「真実和解委員会」においても重要な役割を担いました。

差別や不平等の問題に関する専門家であることから、全米や世界中で講演活動も行っています。

We Dayでナオミさんが行ったスピーチの中で「私は贈り物。私の持っているモノは贈り物。世界は私を必要としている。世界は私の持っている贈り物を必要としている」ということわざは、私たちにとっても忘れられない言葉となりました。世界に変化を起こしたいという情熱を持ち、会場でナオミさんのスピーチを聞いていたチェンジメーカーにとって、一生色あせることのない最高の励ましの言葉になったのではないかと思います。

(翻訳 翻訳チーム 清田健介)