愛知教育大学岡崎中学校がオフィスを訪問してくれました!

愛知教育大学付属岡崎中学校の2年生が私たちのオフィスを訪問しました。

そして、私たちFTCJの活動を学び、まわりに伝えるための取材をしてくれました。

オフィスに来る前から、先生や生徒さんたちとメールでやりとりをしたり、自筆の手紙をもらいましたが、びっくりしました!

また、未来を予想した新聞記事を生徒全員が書くということをやっているみたいなのですが、オフィスを訪問した生徒たちの記事も「ついに貧困者0の世界に」というタイトルで、とても希望にあふれるものでした。
オフィスに来る前にメールで送られてきた質問は以下でした:
・貧困者0という世界は実現できるのか?またその実現のために私たちができること
・子どもたちは児童労働でどんなことをやらされているのか
・今もっとも貧困で苦しんでいる国とその現状
・児童労働の撤廃と予防のため、どのような活動をしているのか
・フェアトレードの活動にも関心があるので調べています
・貧困者0というよりよい社会の実現に貢献するためにまず現状を知るべきと考え、世界の貧困の現状を中心に調べています。
未来新聞の記事の感想も伝えながら、取材を受けました。
この世界には残念なことに、「自分だけが得すればいいんだ!」という思いを持っている人もいるので、貧困者0という世界は実現は無理かもしれません。しかし、「殺人者は絶対にいなくならないから警察なんていらない」ということはないので、「貧困者が0」というのは無理なことだとしても、だからといって何もしなくても良いということではないと思います。
また、「ペンケースや、ランドセル、昔来ていた服を送るということについてどう思いますか?」と聞かれましたが、みなさんは誰かの「もういらない」というものをもらったとしたらどう思いますか?嬉しいですか?しかも、物を送る時には「送料」がかかってしまいます。ランドセルや服など、重くなればなるほど送料は高くなるのですが、それは誰が負担するのでしょうか?それよりも、それらをリサイクルショップやフリーマーケット等で販売して、売上を送って、現地の人たちが本当に必要としていること、特に初等教育等、に使うことが効果的な支援ではないのでしょうか?
たくさん、お互いに意見を交換したので、1時間はすぐ終わってしまいました。
フェアトレード商品を紹介しながら「こういうのを身に着けていると、どこで買ったの?とか聞かれたりするから、そこから児童労働の話とかも出来るし、お勧めだよ!」と伝えたところ、取材が終わった後、オフィスで販売していた「ストップ!児童労働」のペア缶バッジを「かわいい!」と買っていきました。
後日、以下の手紙が来ました。
これが中学生から来た手紙かと思うと、本当に感無量でした!
この学校では、生徒全員が色々な団体を取材するそうです。
このような取り組みをする学校が増えたらどんなにいいかと思いました。
また、このような取り組みがあると、生徒さんの話し方、文章力、コミュニケーション・スキルもどんどん向上するので、是非自分の学校などに紹介してみてください。