私はマララ:全ての女の子に教育を!

FTCカナダのブログから、マララさんに映画に関する記事の紹介です。

http://www.freethechildren.com/2015/10/he-named-me-malala-a-voice-for-girls-education/

2012年10月、あの銃撃が、世界を駆け巡りました。あれから3年、マララのメッセージが、私たちの胸の中で鳴り響き続けています。彼女は、女子教育の普遍化のための戦いの先頭に立っています。 全世界のドキュメンタリー映画好きの皆さんに、“私はマララ”という新しい作品をご紹介します。

トロントの国際映画祭で初公開となる、アカデミー賞受賞監督Davis Guggenheimによる最新作です。未成年女性の権利について声を上げたことによる、タリバンの暗殺襲撃を生き延びたパキスタンの10代の女性、マララ・ユスフザイの人物を描いています。

この映画は、マララが、自身のメッセージを広めながら、世界中の若い活動家を見守っていくというものです。彼女の旅は、ちょうどケニアへのME to WE tripの途上にあります。彼女は、同国のKisaruni中学校で、自分と同い年の生徒と交流して過ごします。この学校は、フリー・ザ・チルドレンが最初に手がけた女子中学校です。

生徒たちとマララさんに共通するのは、年齢だけではありません。マララさんもKisaruni校の生徒達も、教育への強い情熱を持っています。

彼らは、教育には自分たち自身の人生を変えるだけではなく、世界を変える力があると信じています。 15歳の同校生徒、Naomi Koyumiさんは、「医学分野での仕事を追求したい、それが、立派な仕事をして世界に貢献するための私の役割です。」と話しています。

Kisaruni とOleleshwa両校は、大きな望みを抱く少女達に、彼らの持つ能力をフルに発揮させる機会を提供しています。フリー・ザ・チルドレンが関わる中学校で学ぶ生徒達は、魅力的で考えさせるカリキュラムを通じて、自分たちには無いと思っていた新しい能力を見いだすことができるようになります。

フリー・ザ・チルドレンの支援方針の中の“教育の柱”では、生徒達の活躍を掲げています。女生徒達には、成長する機会を与えながらも、道を開くことは、彼女ら自身に任せています。

映画He Named Me Malalaの中で、マララ・ユスフザイさんは、「父は、私を歴史上のヒロインにちなんでマララと名付けただけで、 私をそのように育てたわけではありません」と言っています。

(訳者:翻訳チーム 山下正隆)

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