一冊のレシピ本で、Be the change!!

最近、ちょっとしたブームになっているレシピ本やレシピ動

画。今回ご紹介するのは、 レシピ本で変化を起こそうとし

ている大学生のストーリーです。(清田)

 

https://www.we.org/stories/toronto-teen-authors-cookbook-to-raise-funds-for-volunteer-trip-to-ecuador/

 

 

 

ソフィー・スティーブンスが高校生の時でした。2015年の壊

滅的なネパール地震の時、彼女は校長室に直行し、救援活動支

援のための資金集めの計画を立てました。彼女はクラスメイト

と募金活動をして、2週間後には16000ドルを集めました。

 

ソフィーは、「女性をエンパワーメントする料理レシピ」を書く

ことを決め、オンタリオ州のキャスリーン・ワイン知事に、「レ

シピ本作りにご協力頂けませんか?」と連絡しました。知事から

は、ワィン家のジンジャークッキーのレシピとともに激励の言葉

が送られてきました。

 

ソフィーは、チェンジメーカーとして、結果を残そうと努力して

きました。人を助けること、性差別の無い社会を作ること、女性

をエンパワーメントすることに情熱を持っています。彼女のチェ

ンジメーカーとしての原動力は、いったいどこから来るのでしょ

うか。それは彼女のこれまでの歩みにありました。
彼女が小学生の時、初めてWE(旧フリー・ザ・チルドレン・カ

ナダ)の活動を知りました。そして、WEスクールのプログラム

を通じて、地域や世界のためにアクションを起こしてきました。
高校生の時には、高校のWEクラブの部長になりました。

ケニアへのスタディーツアーにも参加し、十代の多感な時

期に視野を広げていきました。

 

現在、ソフィーは医療を学ぶ大学1年生ですが、ボランテ

ィア活動に対する熱心さは、ソフィー、初めてWEの活動

に参加した時から変わっていません。

 

ソフィーは、18歳でありながら、すでにやり手の社会起業家

となっています。先ほども触れたレシピ本が、そのことを証

明してくれています

 

[素晴らしいレシピの陰に素晴らしい女性あり!:女性をエ

ンパワーメントするための料理ブック」には、政界やジャー

ナリズム、経済界など、あらゆる分野で働く女性たちの勇気

づけられるストーリーやシピが載っています。この本の売上

金で、WEのスタディーツアーに再び参加したいという夢を

実現したいとソフィーは考えています。

 

今年の夏実施される予定の、エクアドルの女性たちの現

状を知ることができるWEのスタディーツアーの参加費を、

この本の販売を通じて集めることが、大きな目標となってい

るのです。現地でアクションを起こし、世界を変えるために

一歩踏み出したいと、ソフィーは考えているのです。

 

 

ソフィーの話から、「エクアドルへのスタディーツアーを通じ

て、チェンジメーカーとして成長したい」という想いが強く伝

わってきました。 「生きている限り、できるだけ多くの人から

学んでいきたいのです。」と彼女は強調します。 「次に私が踏

むべき新たなステップは、エクアドル女性について学ぶことだ

と感じているんです。」

 

より良い人生を求めて、小さな地元の村を去ってきたマリア

という女性の物語が、ソフィーのエクアドルへの興味を駆り

立てました。「彼女が高等教育を受けるために、どうやって

村を出てきたのかを聞きました。」ソフィーは振り返ります。
「マリアは成功して村に戻りました。そして、ウィメンズ エ

ンパワーメントセンターを設立し、彼女の知識や考えを広めて

きました。」

 

ソフィーのチェンジメーカーとしての歩みの背後には、WEの

存在がありました。ソフィーによると、エクアドルのボランテ

ィアや、地域や世界のためにアクションを起こししたいという

気持ちの芽生えは、子どもの頃、初めてWE Dayに参加した日

から始まったそうです。

 

その日、彼女はトロントでスペンサー・ウエストの演説を聴

いていました。「彼は言いました。”たとえどんな障害が立ち

はだかっていても、私たち一人一人には世界を変える力がある。”」

彼女は言います。「足が無いという困難を抱えながら、素晴らしいこ

とを成し遂げた人がいる。”自分に限界を作ってはいけないんだ。”と

思いました。」

 

彼女のこの想いは、ケニアへのスタディーツアーを経て、よ

り一層強くなりました。

 

そして、このスタディーツアーをきっかけに、国際開発に関

心を持つようになりました。そのことが、いまのエクアドル

への関心にもつながっています。

 

3週間のスタディーツアー中、彼女は溝を堀り、Oleleshwa

という女学校の壁を建設しました。 その中で、自分に与えら

れている機会に、感謝する心も育んでいきました。

 

「ケニアでのスタディーツアーで、人生に対する考え方が

変わっただけでなく、毎日の人暮らし方も変わりました。」

とソフィーは言います。

 

また、ケニアのWEのスタッフの仕事を見たことで、「大切

なのは、施しではなく支援だ。」と考えるようになりました。

そして、それは彼女の信念のひとつになりました。「私には、

この考え方は、まさしくWEの理念そのものであるように感じ

ます。」「スタディーツアーやボランティアに参加する時、こ

のような考え方を持って取り組んでいくことがどんなに重要か

を知りました。」

 

ソフィーはその信念を抱いてエクアドルを目指すことにしま

した。そして、このレシピ本が生まれました。

 

「女性のエンパワーメントについて、有意義な対話ができる

プラットフォームが欲しかったのです。そして、多くの人た

ち、特に、若い女性たちに、世界でどれほど多くの女性たち

が、それぞれの分野で平等のために闘っているのかを知って

欲しかったのです。」

 

そのプラットフォームの中心に「食」を据えたのは、ソフィー

にとって自然なことでした。

 

「食は私の家庭では大切にされてきたモノでした。」ソフィ

ーはこう回想します。「私は母がいつも料理している家庭で

育ちました。そして家の本棚にはたくさんの料理の本があり

ました。私は幼いうちから、食は人をつなげる力があるとい

うことを学んでいました。」

 

レシピ本「 「素晴らしいレシピの陰に素晴らしい女性あ

り!:女性をエンパワーメントするための料理ブック」に

は、しっかりと人生を歩んでいる女性たちひとりひとりの、

素晴らしいストーリーが満載です。ME to WEのCEOロクサ

ーン・ジョイヤル、Strategy and Operations Peace Colle

ctive幹部リサ・ディープ、そしてカナダ原子力安全委員会幹

部クレア・カトリッセも寄稿しています。

 

ソフィーはいつかこの女性たちのようになりたいと思ってい

ます。

 

彼女の目標?それは、ケニアに医療の専門家として再び行

き、現地の女性たちを、「支援する」ことです。ソフィー

は、「全ての少女たちが、『夢を見る』だけではなく、

『夢を追う』チャンスが与えられるべきだ」といことを、

固く信じています。

 

※ソフィーの資金集めは無事に成功し、今年の五月にソフ

ィーはエクアドルのスタディーツアーに参加しました。ソ

フィーの公式Facebookページには、応援してくれた人たち

への感謝のメッセージが綴られています。

 

https://www.facebook.com/EcuadorBound/photos/a.1828555180692588.1073741828.1762058274008946/1888208594727246/?type=3&theater

 

尚、このFacebookページのトップ画面はこちらです。

 

https://www.facebook.com/EcuadorBound/

 

レシピ本の注文はこちらのFacebookページで受け付けて

いる(WEの原文より)とのことですが、九月現在も販売を

行っているかどうか、日本への発送が可能かどうかなどの

事実確認はこちらでは行っておりませんので、ご了承下さ

い。(清田)

(原文記事執筆 :ブライアン・マックレガー 翻訳:翻訳チーム

文責:清田健介)