【報告】6月14日(日): WE Speak Up オンライン勉強会(ロビイング)[再]
こんにちは、ユースエンゲージメント・アドバイザーの鈴木洋一です。
フリー・ザ・チルドレン・ジャパンは、2020年より24歳までを対象にした、議員や住んでいる街の政治家に対して声を上げて、社会を変えていくプログラム WE Speak Up キャンペーンをはじめました。
今回は、6月14日(日)に行われたロビイングについてのオンライン勉強会について報告をします。こちらは5月31日(日)に開催した勉強会に諸事情から参加できなかった方向けに行われました。
オンライン勉強会では、前半に社会問題や社会についての理解を高め、社会は人々の集まりであって、対象とする社会問題によって規模の違いはありながらも、基本的には、社会の住む人々の認識と価値観、行動を変えていくこと、そして、声を上げることの重要性をお伝えしました。
後半では、声を上げる際の一つの方法としてロビイングという手法の紹介を行いました。その社会問題を解決する力をもつ人に対して働きかけを行うこと、また働きかけをしながら「問題」を相手に知ってもらうこと、相手との関係を作っていくことを説明し、国会議員や市町村区議員に対する具体的な働きかけの方法についてお知らせしました。
そして、それぞれの提言したい内容や働きかけたい対象についての分かち合いの時間を設けて、参加者の皆さんのお話を伺いました。参加者の提言対象や内容に合わせて、それまでの先行事例などもご紹介も行いました。
勉強会の最後に、振り返りを行い、感想を伺いましたので、ご紹介したいと思います。
「オンライン勉強会で日本やほかの国の事例を学べてよかった。特に、働きかける対象にいうべきことは言いながら、敵対的にコミュニケーションをしないことなど学びが多かった。」
「WE Speak Upに参加するまでは、子どもだからと声を聴かれなくても仕方がないと思っていたけど、それはおかしいことだと思った。活動をしていくうちに、声を上げることに抵抗が低くなってきたことが実感できた」
WE Speak Upは、6月中に働きかけを行い、7月に振り返りを行い終了となります。
引き続き、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、参加者の活動を応援していきます。