10月17日は世界貧困撲滅デーでした!

こんにちは、翻訳チームの浅田です。先月の世界貧困撲滅デーに関する記事です。
一ヶ月ほど前の記事になりますが、申し訳ありません。
私の方で手間取ってしまい記事の投稿が遅れてしまいました・・・
気持ちを一ヶ月ほど前に戻して頂かなくてはいけないかもしれません^^;

(訳者 翻訳チーム 山田あさ子)

 

10月17日 世界貧困撲滅デー

本日10月17日は、世界貧困撲滅デーです。百万人もの世界中の市民が、私たちの願いのためにSTAND UPのイベントを行うでしょう。そして人々は、貧困と不平等を訴えるために団結し、行動を起こして、世界中の権力者達にミレニアム開発目標に関心を持つでしょう。社会はこれまでにないほどに結びつき、モントリオール宣言で述べられているように、世界中のみんなが一緒に活動するのです。

私たちは、政府や国際社会にミレニアム開発目標(MDGs)への参加を促すため、活動を続けています。同時に、今私たちには、ミレニアム開発目標の目標期限である2015年以降の、より世界的で大きな構想を定める必要があります。私たちは今、不平等なたくさんの危機に直面しています。非民主的な統治や、世界的に破綻した財政システム、気候変動などです。私たちはこの機会、公平や平等、包括的な人類の計画、女性や子ども、貧困に苦しむ人達、一人一人の声に耳を傾け、市民の行動に勢いをつけるのです。そして、全ての人々に民主主義を唱え、公平で、責任を果たすことのできる政府を要求し、その行動が導入されるように団結します。

私たちの世界の危機は、臨界点に到達しています。絶壁の端に立っているかのように、時間がないのです。私たちは、全ての人々の基本的人権を主張するために団結し、強い意志を持って行動する必要があります。世界的に統一性のある構想に向かって、2015年までの開発目標の過程や、Rio+20の結果と関連付けて、特に、開かれた政府の機関によって、持続可能な開発目標として明白で具体的なステップを要求します。

そして私たちは、環境保護や人権の尊重、貧困の根絶の問題を関連づけることの重要性を考える一方で、政治の過程でこれらの課題の解決を約束してくれることの必要性を主張します。

私たちは、市民の人権が尊重される適切な場所を要求するとともに、さらに多国間で2015年以降の更なる課題とプロセスが開示されることを願います。包括的で明白、協議的で最も貧困や気候変動にさらされている人々の声が表現されることが起点となることを願います。

このプロセスは、人々の連帯や人間としての尊厳、自由、そして性差別や同性愛、宗教、文化などを含めた人種差別からの解放など、

社会的な公平の原則に基づいていなければなりません。そして私たちは、全ての課題解決プロセスの段階で、特に社会から排除されてきた人々の活動への参加や実行の支援を含め、全階層の人々が包括的で意味のある参加ができることを求めます。

今年あなたが行った行動を私たちにお知らせください!写真、レポート、またはプレスリリースを standup2012@whiteband.orgまでお送りください。

2012年 日本

2011年、SUTA(Stand Up and Take Action Against Poverty:世界の貧困根絶を目指した活動)に、47都道府県で31,378人もの人々が参加しました。

今年GCAP( Global Call to Action against Poverty:貧困問題の解決に取り組む世界各国の市民組織団体)は、より多くの参加者を見込んでいました。10月17日、世界貧困撲滅デーに行われます。世界中で何百万人もの人々が、世界中の課題の解決に向けて立ち上がるのです。人々は、世界の貧困と不平等の根絶を訴えるために、世界中の権力者達に、GCAP日本支部や国連広報センター(UNIC)が共同提案したミレニアム開発目標に関心を持ち、目標以上の活動を約束することを呼びかけるのです。

活動は、JTUC連合という日本最大の労働組合や、ボーイスカウトやガールスカウトなど国際的なネットワークを持つ団体、生活共同組合、世界宗教者平和会議日本委員会、日本の外務省、国際協力機構、そしてユニセフの日本委員会などに支援されています。

10月中は、STAND UPのイベントが行われます。これは、外務省や国際協力機構、日本NGOセンターによって日本で主催される国際協力促進を目指す祭典も含まれます。そして、ディーセント・ワークのための世界デー(適正な仕事のために、世界中の労働者が活動する日)のイベントが企画されています。そして、主要なテレビ局は、外務省主催の10月のSTAND UPを放映します。GCAP日本支部では、人々にミレニアム開発目標への関心を持ってもらい、活動参加を促すため、市民向けの本も出版しています。

                             
GCAP国際チーム