アクションに関するQ&A

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンのメンバーになって活動をしたいと思っている子どもや、アクションを起こしている子どもたちからよく聞かれる質問をまとめました。

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンって、どんな目的で活動しているの?

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンは、下記の2つの目的のために活動しています。

  1. 貧困や児童労働から子どもを解放する!
  2. 子どもには世界を変える力がない、という考えから子どもを解放する!

この2つの目的を達成するために、開発途上国と、日本国内で様々な取組みをしています。

どうやって活動したらいいの?

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、メンバーの皆さんが自分で「やりたい」と思ったことを、自分の力で挑戦することを大切にしています。
つまり、フリー・ザ・チルドレン・ジャパン事務局が「○○さんは、この活動をしてください」「○○くんは、この活動をしてはダメ」ということは言いません。自分で「何ができるか、何をしたいか」を考え、できそうなことからやってみましょう。
でも、「全て自分たちだけでやってね!」と言っているのではありません。フリー・ザ・チルドレン・ジャパン事務局は、みなさんからの相談にお答えしたり、必要な時にサポートをします。何から始めたらいいか分からない人は、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンが主催するイベントに参加してみたり、まわりの友達や家族と話してみると、何か良いアイディアが出てくるかもしれません。ぜひ気軽に、楽しみながら活動してみよう。

誰と活動すればいいの?

誰と活動するかは自由です。1人で活動してもいいし、すでにあるグループに参加してもいいし、自分で新しくグループを作ってもOK!
家族や先生、部活や塾の仲間など一緒にグループをつくって活動してみるのもいいですね。もし仲間の集め方が分からない、という場合は遠慮なくフリー・ザ・チルドレン・ジャパン事務局に相談して下さいね。

勉強との両立が心配ですが、大丈夫でしょうか?

どこまで関わるか、自分で決められます!無理せず、自分のペースで活動してみて下さい。
例えば、「今年はたくさん時間があるので、学校で支部を作ったり、実際に子どもたちの現状を見に海外へ行ったりする!」、 また、「今年は勉強や部活が忙しいから、イベントがあったら、それに参加するくらいにしておく」、あるいは「今年は受験勉強だから活動はお休み!」でもいいのです。

私は普通の高校生なので、何ができるか自信がありませんがメンバーになれるでしょうか?

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、自分の好きなことや、得意なこと、できることをいかして、楽しく、自分のペースで活動しよう!をモットーにしています。メンバーに登録したからといって、急に何かをしなければいけないとか、イベントに参加しなければいけないとか、そういうことは一切ありません。何か特別なスキルがないとメンバーになれないということはありません。ぜひ、あなたらしい、自分にできそうなことから、取り組んでみて下さいね。

活動していく上で大切なことはありますか?

国際協力やボランティア活動は、「自分たちがしたいこと」をすればいい、ということではありません。「困っている人が必要としている支援」であることが、なにより大切です。
だから、「この活動、本当に役にたってる?」「誰かの迷惑になってない?」など、考えたり、話し合ったり、人に聞いてみたりして、いつも【相手のことを考えて行動する】ことが大切です。

【例:物資を支援することについて】
例えば、「モンゴルに筆記用具を贈ろう!」とシャープペンシルやボールペンを集めても、 “ シャープペンシルは芯がなくなったら使えなくなる(結局ゴミとなってしまう)” ということや、“寒い国ではボールペンは凍って書けなくなる” など、思ってもみない事情があるかもしれません。物資を集める活動は、それが現地で必要とされているのか調べたり、フリー・ザ・チルドレン・ジャパン事務局に確認してからにしましょう。

大学生やおとなと一緒に活動してもいいんですか?

もちろんです。
フリー・ザ・チルドレンは12歳の少年がつくった団体なので、最初は「子どもが活動する」ことを大切にしていました。でも実際に活動していくと、子どもだけでは活動が続かなかったり、おとなや大学生の力が大切ということがわかりました。今では、子どももおとなも、その人の立場でできることから取組むことが重要だと考えています。

なので、大学生やおとなだけのグループで活動してもいいし、子どもと大学生やおとなが一緒に活動してもよいのです。年齢は関係ありません。

しかし、この時、お互いに気を付けなければいけないことがあります。それは、日本では年齢が違うことで発言しにくい場合があることです。
どうしても、年長者が発言力を増してしまい、子どもが対等な意見と言うことが難しくなってしまいがちなので、お互いの立場を理解し、みんなが意見を言いやすい環境をつくることが大切です。おとなだからといっていつも意見が正しいとは限りません。逆に、子どもの意見だからと言って絶対に取り入れなければいけないというわけでもありません。年齢が違うと色々な意見が出て、お互い勉強になることも多いはず。ぜひ、年齢に関わらずみんなで協力しながら活動してみて下さい。

私は中学生ですが、おとなのかたと一緒にうまく活動するにはどうしたらよいでしょうか?

もし、あなたが18歳未満の子どもメンバーでも、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの大学生メンバーやおとなメンバーと一緒に活動することがあるかもしれません。また、自分で作ったグループに家族や先生、また活動に賛同するおとなが参加してくれるかもしれません。
そんなとき、おとなは「なるべく子どもたちの意思に任せたい」と心では思いながら、ついつい「こうすべきだ!」と、言ってしまうことがあるかもしれません。そんな時は例えば、「参考になる意見をありがとうございます。でも、私たちはこう考えます」と勇気をもって考えていることを伝えてみましょう。
丁寧に伝えると、きっと分かってくれるはず。それでも、一緒に活動することが大変だったら、いつでもフリー・ザ・チルドレン・ジャパン事務局に相談して下さいね。


こまった時には、他のメンバーや事務局に相談してみてね。

いつでも相談をお待ちしています。電話でもメールでも好きかなたちで連絡下さいね。

  • いじめやいやがらせなどを受けて緊急に相談したい場合:soudan@ftcj.org
  • 活動など一般的な質問、相談の場合:info@ftcj.org
  • フリー・ザ・チルドレン・ジャパン事務局 TEL:03-6321-8948(平日11:00~18:00)