セーフガーディング

認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンではすべての人の人権と安心・安全を守るために、セーフガーディングを遵守しています。

FTCJセーフガーディングポリシーに基づき、活動に参加する子どもやおとななどすべての関係者が、子どもの権利条約や人権を守る考え方に基づいて、安心して安全に活動に関われるよう、組織全体で環境づくりに取り組むため、18歳以上のおとな向けと18歳未満の子ども向け活動ルールを設けました。このページでは18歳未満の子ども向け活動ルールを紹介しています。理解しながら活動しましょう。

万が一、その規範 が守られず、子どもや弱い立場の人々の人権が侵害されるといった事態が生じたり、あるいは疑 われたりする場合には、対象者の安心・安全を確保し、問題の解決を図るとともに、再発防止に努めます。また、活動を通じて不安や懸念を感じたときには、ためらわずすぐに、相談窓口にご連絡ください。

セーフガーディングのための活動ルール

セーフガーディングのための活動ルール

活動で出会う一人ひとりの意見を大切にする。

相手を傷つけるような言葉や行動をとってしまったら、あやまる。

活動は原則小学生は夜8時、中高校生は夜9時まで。 通常の活動では外泊はせず、外泊が必要な場合は、必ず保護者に許可をとること

誰もいない部屋でおとなと2 人きりにならない。
メールや SNSでも1 対1で会話しない。

なるべくお金の貸し借りはしない。活動にお金が必要な場合は FTCJスタッフなどに相談をする。

住所や学校名などの個人情報は、他の人に知られないよう大切にあつかうこと。

無理やりイベントなどに勧誘したり、物を買うように勧めたりしない。

個人が特定できる顔写真や名前などの個人情報を、本人の許可なくSNSに載せない。

危険物、暴力シーンや性的描写のあるビデオ、雑誌や音楽を持ち込まない。

活動中に喫煙をしない、お酒を飲まない。

活動と関係のない場面で、FTCJの名前を使わない。

禁止事項

  • 相手を嫌な思いにさせたり、傷つけたり、脅したり、困らせたりして、尊厳を傷つける、人に対する「嫌がらせ」や「いじめ」
  • FTCJ が管理している資料(映像データ、教材、事業企画など)の無断使用 ※使用したい場合は、必ず FTCJ に聞いてください

活動を通じて知り合った人と連絡先を交換するときに覚えておいてほしいこと!

活動を通じて知り合った人と連絡先を交換するときに覚えておいてほしいこと!
  • 連絡先の交換について、人によっては保護者の確認が必要な場合もあります。

  • 連絡先交換は、断ることもOK です。連絡先交換ができない人もいることを知っておきましょう。

  • 連絡先を交換したい時は、相手に教えてもらうのではなく自分の連絡先を伝えるようにしよう。

    例)

    「わたしの連絡先はこれです。よかったら連絡してね」

    X「あなたの連絡先を教えてください」「絶対に連絡してね」

  • 連絡先を交換したあとの外部の人などとのやり取りは、FTCJ では責任は負えず、サポートが難しくなります。 それぞれの責任のうえでのやりとりになることを忘れずに。
活動ルール(全文)
  • 活動では、子どもも、おとなも、年下でも、年上でも、どんな性別でも、誰を好きでも、どんな国籍、民族、言語、職業や家庭環境でも、病気や障害のある人もない人も、学校に行っていてもいなくても、勉強が苦手な人も得意な人も見た目・考え方や感じ方が違っても、一人ひとりの意見を大切にして、一人ひとりを大切な人として接する。
  • もしも意図せずに相手を傷つけてしまったら、立場に関係なくあやまる。
  • 原則、子どもとおとなは誰もいない部屋で2 人きりにならないこと。
    (やむを得ない場合は、ドアや窓を開けるなどオープンな環境づくりをする。)
  • 原則、子どもとおとなはメールやLINE、ZOOM、Slack、Instagram、X、Facebook などのツールを通じたダイレクトメッセージなどの1 対1でのやりとりをしないこと。
  • 住所や学校名、誕生日、電話番号、メールアドレスなどは大切な個人情報です。自分や活動で知り合った人の 個人情報は、他の人に知られないよう大切にあつかうこと。
  • 活動で知り合った人をFTCJ と無関係な事柄で連絡をしたり、イベントなどに無理やり勧誘したり、物を買うように無理やり勧めたりしないこと。
  • 活動時間を守ること(原則、FTCJ の活動は、小学生は夜8 時、中高校生は夜9 時までとします。)
  • 活動のため、帰宅する時間が夜8 時を過ぎるときは必ず保護者に連絡をすること。
  • 通常の活動では外泊はせず、外泊が必要な場合は、必ず保護者に許可をとること。
  • なるべくお金の貸し借りはしない。活動にお金が必要な場合はFTCJ スタッフなどに相談をすること。
  • 活動の場にナイフや花火など危険物、暴力シーンや性的描写のあるビデオ、雑誌、音楽を持ち込まない。
  • 活動中に、喫煙をしないこと、お酒を飲まない。
  • 活動と関係のない場面で、FTCJ の名前を使わないこと。
  • 個人が特定できる顔写真や名前などの個人情報を、本人の許可なくSNS に載せないこと。
    ※本人の許可があったとしても①写真 ②住んでいる地域 ③本名(性・名両方)の3 点セットのSNS への掲載は本人が特定されやすいためなるべく控えましょう。(3 点セットで掲載する場合は本人と、未成年者は保護者の許可をもらう)※②住んでいる地域を載せる場合、市町村は書かず、国や州・都道府県までとすること。
close
禁止事項(全文)
  • ハラスメントの禁止

    ハラスメントとは、悪意があるなしに関係なく、人に対する「嫌がらせ」や「いじめ」などの迷惑行為をさします。具体的には、相手を嫌な思いにさせたり、傷つけたり、脅したり、困らせたりして、尊厳を傷つけることです。

    普段何気なく行なっていることでも、生まれた国や地域、立場によっては、嫌がらせやいじめと受け止められることがあります。子どもに対してだけでなく全ての人に対してのあらゆる種類のハラスメントは禁止です。また、ハラスメントと受け止められそうになる発言や行動をしないように努めましょう。

    具体的には、以下の行為を禁止します。

    • 大声でしかったり、追い詰めたり、バカにしたりすること。
    • 暴力をふるうこと。
    • 性的な冗談やからかうなどの発言や行動をとったりすること。
    • 特定の人をえこひいきしたり、無視したり、差別し、集団から追いやること。
    • 自立支援を行っている国や地域で、子どもの裸を撮影することや、子どもの裸が映り込んだ写真や動画をウェブサイトなどで共有すること。
    • 自立支援を行っている受益者(支援を受けている人)の写真とともに、その人が暮らす村の名前や所属するグループの名前、その他個人情報をインターネット上にFTCJのスタッフの許可なく公開すること。
    • その他、活動を通じて知り合った人に対し、ハラスメントのおそれとなる発言や行動をすること。
      (例:年上であることを利用して、相手を言いなりにさせたり、逆らわせないようにさせたりするなど)
  • 情報の無断使用の禁止

    FTCJが管理している資料(映像データ、教材、事業企画など)をFTCJの許可なく、無断で使用することはできません。使用したい場合は、必ずFTCJに聞いてください。

close

FTCJの活動を通じておとなや他の子どもとの関係で悩んだり、周りの子どもが困っていたりしたり、発見した場合はセーフガーディング相談窓口に連絡してください。連絡や報告した人についての情報や秘密は守られます。

認定NPO法人
フリー・ザ・チルドレン・ジャパン
セーフガーディング相談窓口

soudan@ftcj.org

03-6321-8948
(月・水・金 11時-16時)

団体携帯電話 080-3218-5693