【参加者募集】4月22日(木): 子どもの権利保障のための提言発表 院内集会「包括的な子どもの権利保障を!~子どもとともに考える~」
フリー・ザ・チルドレン・ジャパン(FTCJ) は、日本社会で「子どもの権利」が広がり、守られる社会をつくることを目指して「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」に参加しています。
日本では、子どもの権利保障を基本にした総合的な法律、「子ども基本法」(仮称)が制定されておらず、縦割り的な政策(縦割り行政:色々な機関がそれぞれバラバラに同じような問題・課題に取り組んでいる状態)が実施されており、様々な課題があると指摘されています。また、痛ましい子ども虐待死事件をきっかけに、親による体罰禁止が2020年4月から法制化され(参考:セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン特設サイト)、子どもの権利保障への関心がますます高まっています。
こうしたの状況から、「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」では、包括的な子どもの権利保障を実現するための提言づくりを、法律の主体となる子どもたち自身の意見も聴きながら進めてきました。
当団体FTCJでは、2020年11月・2021年2月に「子ども基本法」(仮称)制定に向けた提言案に対する、子ども・ユース世代からの意見を募るアンケートを実施しました。
参考:当時のブログ記事
この度、これらのアンケート結果を反映した提言を発表し、子どもの権利が社会で守られるようにしていくために必要な政策や取り組み、さらに「子ども基本法」の必要性を、より多くの国会議員、省庁関係者、報道関係者、専門家および市民の方々に共有するため、4月22日に院内集会の開催を企画しました。子ども権利保障の実現に強く関心をもつ子どもたちも参加し、自らの意見を届けます。
当日登壇する子どもたちは、当団体FTCJが窓口となり、3月に全国からメンバー募集・選考を行いました。当日は、当事者世代として発言します。
参考:当時の募集記事:子どもの権利を実現するための国会議員向けイベント意見表明メンバー(募集終了)
この院内集会の様子はオンラインで生配信予定です。そこで、キャンペーンでは、オブザーバ参加(一般のオンライン視聴)者を募集致します。※新型コロナウイルスの感染対策のため、会場参加は報道及びイベント関係者100名のみに限定されます。何卒ご了承ください。
【概要】
イベント名 子どもの権利保障のための提言発表 院内集会「包括的な子どもの権利保障を!~子どもとともに考える~」
日時 2021年4月22日(木)16:00~17:30(受付 15:40~)
会場 衆議院第一議員会館 1階 多目的ホール (〒100-0014 東京都千代田区永田町2丁目2−1)
主催 「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」実行委員会
後援 児童の養護と未来を考える議員連盟、子どもの貧困対策推進議員連盟、ユニセフ議員連盟、超党派ママパパ議員連盟
協賛 認定特定非営利活動法人OurPlanet-TV
参加費 無料
定員 会場参加100名(報道・イベント関係者のみ)、オンライン参加450名(Zoom使用予定)
【申込方法】
以下のURLにアクセスし、申込フォームに必要事項を記入の上、送信してください。(先着順)
https://forms.gle/QnbtL2gGLDEkhF7HA
*申込締切 2021年4月20日(火)または定員に達し次第 →延長しました!
*「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」公式ページに記載されている申込フォームと同じものです。(重複して申し込まぬようご注意ください。)
【内容】(予定)
1.提言第2次案の紹介
荒牧重人(広げよう!子どもの権利条約キャンペーン共同代表、子どもの権利条約総合研究所代表)
参考:2021年3月2日時点の提言案 (当日はこちらをさらにアップデートした提言案を紹介予定)
2.子どもたちからの提言
3.リレートーク「子どもの権利を守るために~各団体の取り組み~」
・子どもへの暴力:長谷有美子(NPO法人CAPセンター・JAPAN)
・子どもの貧困の視点から:田代光恵(公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)
・日本財団「子ども基本法」提言:高橋恵里子(日本財団)
・子どもの権利実現の展望:甲斐田万智子(広げよう!子どもの権利条約キャンペーン共同代表、国際子ども権利センター代表理事)
4.関係省庁担当者からのコメント
5.国会議員からのあいさつ、コメント
【問合せ先】
広げよう!子どもの権利条約キャンペーン事務局
認定NPO法人 ACE(エース) 担当:成田、杉山
E-mail: childrights@acejapan.org (@を半角にしてください)