Kenya
ケニア

Republic of Kenya
ケニア基本情報

ケニアは東アフリカに位置し、美しい自然や多様な野生動物で知られています。近年は都市部での発展が進む一方、農村地域では医療や教育が十分に整っておらず、地域間の格差が拡大しています。さらに干ばつの影響で栄養不良や食料不足が深刻化しており、子どもたちの健やかな成長にも大きな影響を及ぼしています。

国名 ケニア共和国(Republic of Kenya)
首都 ナイロビ
国土 58.3万平方キロメートル(日本の約1.5倍)
人口 5,403万人(2022年:世銀)
言語 スワヒリ語、英語
宗教 伝統宗教、キリスト教、イスラム教

※出典:外務省ホームページ

Social Issue
数字で知る、ケニアの社会課題

36%

ケニアの人口の36%、約2千万人の人々が、1日2.15ドル未満で暮らす極度の貧困状態にあります。(世界銀行・2021)

84%

義務教育の修了率は84%といわれています。(ユニセフ・2020-2023)

33%

高校を卒業できる割合は、男性は43%のところ、女性は33%です。(ユニセフ・2014-2023)

13%

女の子の13%が、児童婚(18歳までの結婚/事実婚)をしています。(ユニセフ・2015-2023)

Our support
私たちの活動

私たちは、現地のパートナー団体とともに子どもたちが安心して学べる環境づくりや、水・保健・収入向上の活動に取り組んでいます。

ケニアでは、多くの先住民族マサイの子どもたちが、経済的事情や慣習の影響で十分な教育を受けられず、特に女の子は学ぶ機会が制限されています。また、安全な水や医療へのアクセスが不足しているため、健康や学校生活にも大きな影響があります。

先住民族コミュニティ自立支援

地域と連携して教室建設や学用品の提供、奨学金支援による教育環境の整備、安全な水源の確保や衛生・保健プログラムの運営、さらには女性の手工芸や農業を通じた収入向上支援を行い、子どもたちが安心して学び、健やかに成長できる環境づくりに取り組んでいます。

支援地域:リフトバレー州ナロック県マサイマラ地区
現地パートナー:WE Charity Foundation (WCF)

Voice
ケニア現地からの声

サミュエル・ナバラさん
私はキサルニ中等学校に通っています。私のコミュニティでは、ほぼすべての家庭が、親から子に貧困が引き継がれてしまう「貧困の悪循環」から抜け出せずにいます。自分はきちんとした教育を受けることでこの現状を変えたいと思い、中等学校に進学することを決めました。家族の光となり、そして周囲の人たちの希望をもたらせるよう、学業に全力で取り組みたいと考えています。
ミッチェル・チェプキルイさん
朝起きると、「自分は将来、コミュニティに尊敬されるような素晴らしい人になるんだ」と気合を入れて頑張っています。自分の将来の可能性を広げ、家族の生活を変えるために、キサルニ中等学校で学業に励んでいます。自分のコミュニティに、教育によってあらゆることが実現可能になるという確信を与えたいです。

寄付でできること

例えば2,500円で

検診&衛生キット1人分

例えば3,000円で

学用品1人分(1か月分)

例えば30,000円で

1か月分の1人当たりの学費

Activity
これまでの主な活動

  • 2003年~現在

    キサルニ奨学金支援

  • 2011年~現在

    緊急・復興支援

  • 2013年〜2017年

    深井戸の設置

  • 2016年〜現在

    収入向上支援

  • 2018年~2022年

    医療・保健支援

Report
ケニア活動報告