情報を味方に

「知識は力」。でも、使い方によっては危険な道具にもなってしまうのが「情報」です。ここでは、情報を正しく上手に使う方法を紹介します。情報を味方につけて、アクションを成功させよう!

情報を集める

どこから集める?

情報はさまざまなところで集めることができます。

・新聞
・SNS
・テレビ
・授業
・インターネット
・講演会
・本
・インタビュー
・動画
・イベント など

複数の方法で調べれば、より正確に、より深く、より広く情報を集めることができます。
仲間と一緒に情報を集めて共有すれば、より多角的な情報が、効率的に集められます。

情報を共有する

調べたことを共有する

それぞれが調べたことを共有し、グループ全員の知識の質を高めていこう。

活動に使うデータを共有する

グループの活動方針や目的、計画、具体的な活動内容、活動日ごとの成果や反省、課題、次までに用意しておくものなど、日々の活動の中での情報を共有しよう。

仲間の情報を共有する

メンバーが活動できる日や、それぞれの役割分担などの情報を共有しよう。

情報に気を付ける

いつでも誰でも、簡単に集められる情報源、これがインターネット。便利な分だけ、危険もたくさん潜んでいます。以下の注意点を確認し、情報を正しく使いましょう!

鵜呑(うの)みにしない

同じテーマでも、180°違う情報に出会うことがあります。インターネットには、正しい情報もあれば、適当に書かれた情報も…。いつ書かれたのか、著者がわざと強調した表現をしていないかなどを確認し、他の資料とも比べながら客観的に情報を見よう。

全体像をとらえる

調べていると、面白い事実に出会うかもしれません。衝撃的な情報に出会うと興奮状態になり、正しい判断ができなくなってしまいます。心は熱く、頭は冷静に。問題の全体像をつかみながらリサーチを続けましょう。

手段の1つとして

インターネットには星の数ほどの情報があります。誰でも簡単に情報を載せることができるからです。便利な情報源ですが、あくまでもひとつの方法と考え、他の方法でも調べましょう。

作成者の視点を理解する

情報の作成者が違えば、内容も変わってきます。物事の理解や視点は、その人の経験や育った環境によって作られるからです。どんな人?どんな立場?何を伝えようとしている?などの疑問を持ちながら調べると、その情報を書いた目的や対象が分かります。

情報源を明確に

活動中、調べたことに反論されるかもしれません。参考にしたサイトのURLを書き留めておきましょう。インターネット以外で使った本や資料も記録しておきましょう。

どのサイトが信頼できる?

一般的には、大学や政府、公式な組織のサイトの情報はある程度信頼できます。しかし、それぞれ独自の視点や意図があるので、他の資料も調べましょう。