【出前授業報告】関西大学付属中等部へ行ってきました!

10/22,29の2回に渡り、世界の現状に関するクイズや児童労働のシミュレーションゲームを通して、みんなで考え、体験しながら学ぶ授業を行いました。
授業の中では、世界にはどれぐらい安全な水を飲むことができない人がいるのか、文字が読めないとどんなことに困るのか、
また、児童労働をさせられている子どもたちはどんな人生を歩むのか、その一つ一つの現実に、しっかりと向き合う姿が見られました。
感想の中で最も多かったのは、「5.3秒に1人が、貧困による飢餓や病気で亡くなるということに衝撃を受けた」という声でした。
みなさんがしっかり、想像力を働かせながら話を聞いてくれたことが伝わってきました。
「子どもだからこそできることがある、という話に勇気をもらえた」という声もあり、とても嬉しく思っています。
積極的に参加してくださり、ありがとうございました!
時間 :11:30-12:20
人数 :113名(中学1年生)
授業の様子

感想(抜粋)
・様々な現状がある中で、過酷な労働環境や労働内容について知ることができた。その中でも、子どもが働く現状を変えるのは決して大人だけではないということが特に印象に残りました。フリー・ザ・チルドレンをつくったのも、大人ではなく12歳という自分たちと同じくらいの年齢の子だと知って、考えや思いを世界中に発信するのは私ならできないし勇気が出ないなと感じたからこそ「子どもが子どもを救う」という意味についても深く考えることができました。
・小学校の時に貧困とかそういう系の授業はしていたけれど、あまり実感がわかなかったし、「へー、そうなんだ」ぐらいしか思わなかったけど、中学生になって、もう一度聞くと、世界ではこんなにも困っている人たちがいてて、私たちがいま授業を受けている時も亡くなっている人がいると思うととても心が痛くなった。
・同じ「子ども」なのに、生まれた場所が違うだけで働かされている子がいる――その現実を知って、すごくショックだった。私が学校で勉強して、友達と笑って過ごしている間に、同じ年くらいの子が家族を支えるために必死に働いていると思うと、胸がぎゅっとなった。ニュースや映像で見るだけじゃなく、自分の生活にもつながっている問題なんだと気づいた。これからは、当たり前を当たり前と思わず、世界のことにもちゃんと目を向けたい。
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「日本財団」のご支援により、子どもの権利の実現に向けた啓発プログラムの事業を運営しています。心より感謝いたします。

社会問題を楽しく学び、自分ゴトに。
「自分にも何かできるかも!」と思えるきっかけを。
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