Democratic Republic of the Congo
コンゴ民主共和国

Democratic Republic of the Congo
コンゴ民主共和国 基本情報

中央アフリカに位置するコンゴ民主共和国は、豊富な資源を持ちながらも、長年武力紛争と政治不安に苦しんできました。国内避難民が多く、医療・教育インフラが整っていない地域も多い中で、子どもたちは飢餓や暴力、搾取のリスクにさらされています。

国名 コンゴ民主共和国
首都 キンシャサ
国土 234.5万平方キロメートル
人口 9,901万人(2022年、世銀)
言語 フランス語(公用語)、リンガラ語、スワヒリ語、チルバ語、キコンゴ語等
宗教 キリスト教(80%)、イスラム教(10%)、その他伝統宗教(10%)

※出典:外務省ホームページ

Social Issue
数字で知る、コンゴ民主共和国の社会課題

79%

コンゴの人口の79%、約8千万人の人々が、1日2.15ドル未満で暮らす極度の貧困状態にあります。(世界銀行・2020)

15%

コンゴの子どもたちのうち15%、約800万人が児童労働をさせられています。(ユニセフ・2017-2018)

54%

義務教育の修了率は54%といわれています。(UDISEPlus・2000-2023)

40%

コンゴ東部にいる子どもの40%が、紛争により避難生活を余儀なくされています。(ユニセフ・2025)

Our support
私たちの活動

コンゴ民主共和国の東部では今なお紛争が続き、多くの子どもたちが深刻な栄養失調や危険な児童労働にさらされています。特に、子ども兵士として動員されたり、鉱山で過酷な労働を強いられる子どもたちの存在は、深刻な人権課題です。 私たちは、子どもたちが安全に育つ社会を目指して、2024年より南キブ州で生計支援プロジェクトを開始しました。地域の人々が貧困から抜け出し、自立できるよう支援することで、子どもたちの権利と尊厳を守ります。

紛争影響地域の自立支援

コンゴ民主共和国では、長年続く紛争により生活基盤が破壊され、深刻な貧困状態にあります。私たちはこれまでに、家畜の支給や農業トレーニング、小規模ビジネス支援を通じて収入向上支援をしてきました。今後は状況により緊急・復興支援も行っていきます。

支援地域:南キブ州
現地パートナー:ミシェル・チクワニネ氏(元子ども兵士・活動家)

Voice
コンゴ民主共和国 現地からの声

バヒジレ・カミュニ・ミシェルさん
農業研修プロジェクトのリーダーです。私の農園ではグリンピースを育てています。農業研修を受けた後に収穫したグリンピースはすべて良い出来で、過去最高の収穫量を記録しました。年に3回も収穫できたのは初めてです。また、私には妻と7人の子どもがいるので、ヤギをもらえることはとてもありがたいことです。なぜなら、ヤギの毛を売ることで子どもたちの学費を払ったり、ヤギのフンを肥料として使うことができるからです。
ナンビンツ・ナムウェジさん
6人の子どもを育てながら働いている私にとって、ヤギをもらえるのは本当にありがたいことです。夫は高齢で、残念ながら働くことができません。私があちこちで小さな仕事をしながら生活しなければ、子どもたちを学校に通わせることはできません。ヤギをもらえると、ヤギを売って子どもたちを学校に通わせることができるので、本当にありがたいです。
シシュギ・ムデルワさん
昨年キャベツを植えましたが、私にとっては大苦戦でした。しかし、農業研修を受けて、そこで習ったことを実践したら、キャベツはとてもうまくできました。昨年の収穫は5袋ほどでしたが、今年は倍の10袋ぐらい収穫ができそうです。

寄付でできること

例えば2,500円で

検診&衛生キット1人分

例えば10,000円で

ヤギ1頭

例えば10,000円で

農作物の種セット1人分

Activity
これまでの主な活動

  • 2024年~現在/p>

    農業研修プロジェクト

  • 2024年~現在

    収入向上支援

  • 2025年~現在

    緊急・復興支援

Report
コンゴ民主共和国 活動報告