【報告】モザンビークにおける子どもの権利条約の教材開発(We are the MOVEMENT )
フリー・ザ・チルドレン・ジャパンは、大東建託グループみらい基金さまなどからの助成を頂き、子ども・若者のソーシャルアクションイベント開催を応援する「We are the MOVEMENT」を実施しています。
この度、プロジェクトメンバーからイベント開催報告が届きました!

【アクション実施報告】
2026年3月~4月に、モザンビークの子どもたちが子どもの権利条約を知ることができる教材の開発をしました。
この教材は、3年前に渡航して出会った子どもたちとの交流から生まれました。子どもたちは、笑顔で溢れていて、パワフルで私に「生きる」ということを教えてくれました。しかし、お手伝いの域を超えた家事や、道端での労働、親の意思による10代での結婚・出産など厳しい現実があるということも知りました。
その現実を目の当たりにした私は、「子どもの権利条約」の存在を思い出し、この条約をモザンビークの中でもっと浸透させなければと思い、この教材を開発しました。

この教材はただ「子どもの権利条約」を知るだけではありません。
条約の内容を知り、自分のお守りとなるカードを一つ見つけるのです。
たくさんある権利の中から自分でお守りを見つけることにより、ほかの誰でもない自分のための権利だと気づくことができるのではないかと考えました。
そして、お守りのカードを見つけ、その場の人と共有することで12条の意見を表す権利の練習を行います。まずは、自分が選んだカードの紹介をすることからはじめ、徐々にやりたいこと、嫌なことを伝えられるようになればいいなという思いを込めています。
【イベントを実施してみて】
現地で活動しているNPOの方と相談していく中で、モザンビークの子どもたちにとって簡単でわかりやすい教材を考えるのがとても大変でした。楽しさだけを追及すると複雑でわかりづらくなってしまうため、楽しさとシンプルさのバランスをとり、教材を使う人の立場に立つことの重要性を改めて感じました。
また、文字が読めない子にも伝わるよう、一目見ただけでわかるようなイラストをつけることを工夫しました。
今後は、作成した教材ををモザンビークの学校で活用したいです。
1度のワークショップで変化を起こすのは難しいと思うが、学校の中で小さな波紋を起こしたいです。
子どもにも大人にも子どもの権利の存在について知ってもらい、自分を大切にしてほしいというメッセージを伝えると共に、心の中のお守りにしてほしいです。
大学生になったら、現地で活動するNPOでのインターンやボランティアを通じて、できれば毎年モザンビークに行き、この活動を続けていきたいです。子どもの権利を伝えるとともに、現地に根付いている男尊女卑や将来の選択肢が狭められている現状について現地の人と話し合いながら考えていきたいです。
※本企画は、大東建託グループ みらい基金の助成、認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの
運営補佐のもと実施されている、「We are the MOVEMENT」の一環として開催されています。
「大東建託グループみらい基金」による助成ご協力に、心より感謝いたします。
