About us
フリー・ザ・チルドレン・ジャパンとは

すべての子どもの権利が守られ、子どもたちが社会課題解決に向けたアクションを起こせるよう1999年から活動に取り組んでいるNPO団体です。

全ては12歳の少年から始まった

カナダに住む12歳のクレイグくんは、世界には貧さのために学校にも行けずに働いている子どもたちがたくさんいることを知り、何とかしたいと思い、子どもの問題なら自分たち子どもでとりくもうとクラスの友達に呼びかけ「Free The Children」を設立しました。

1997年、アメリカのNGOでインターンをしていた中島早苗(現・代表理事)が、クレイグくんの団体設立ストーリーを雑誌で読み、「子どもが子どもを応援する国際協力」という理念に共鳴し、1999年に日本支部を設立。現在1,500人以上の子どもや若者が社会貢献活動に取り組んでいます。

VISION

「世界は変えられる」
子どもがそう信じられる社会に

MISSION

国内外の貧困や差別から
子どもを
[ ]にする

「子どもには世界を変えられない」
という考えから
子どもを[ ]にする

2つの の先に
子どものウェルビーイングの実現

フリー・ザ・チルドレンジャパンは、子どもに寄り添い、子どもの権利が守られるよう、2つの「Free(自由)」の実現を目指します。子どもたちとともに社会をよりよくするアクションを起こし、子どもたちがウェルビーイングな状態になることを目指しています。

Activities
活動内容

学校での「子どもの権利」授業、中高生向け海外スタディツアー、世界の貧困地域に住む子どもたちの教育支援など、子どものウェルビーイングが実現できる国際社会をめざして、活動しています。

子どものウェルビーイングが実現できる国際社会をめざして、
5つの柱で事業を展開しています。

  • 伝える

    子どもの権利と社会課題に関する授業や講演を学校や自治体で実施。子どもの社会参画を促進。

  • つなぐ

    社会参画が困難な子どもと家族、地域を対象に、子どもと社会がつながる教育重視の自立支援事業を実施。

  • 育てる

    アクションの起こし方、支援の在り方について学びを深める機会を提供。

  • 支える

    社会課題会の解決や社会貢献活動に取り組む子どもたちのアクションをサポート。

  • 広める

    アクションの継続を促し、輪を広げるために情報発信やイベント、他団体との連携を実施。

  • 伝える

    子どもの権利と社会課題に関する授業や講演を学校や自治体で実施。子どもの社会参画を促進。

  • つなぐ

    社会参画が困難な子どもと家族、地域を対象に、子どもと社会がつながる教育重視の自立支援事業を実施。

  • 育てる

    アクションの起こし方、支援の在り方について学びを深める機会を提供。

  • 支える

    社会課題会の解決や社会貢献活動に取り組む子どもたちのアクションをサポート。

  • 広める

    アクションの継続を促し、輪を広げるために情報発信やイベント、他団体との連携を実施。

RECORD

メンバー数

延べ10,000人がメンバーとなり全国各地で活動しています。

FTCJ子ども
アンバサダー人数

213人が全国の子どもメンバーの代表として活動しました。

子どもによる
SDGs実践報告者数

17,379人の25歳以下の子ども・若者がソーシャルアクションレポートを提出しました。(2020年~)

ファシリテーター育成

子どものチカラを引き出すファシリテーターを1,500人を育成しました。

出前授業数

1,307回、135,217人の方々と社会問題やアクションについて考えました。

テイクアクションキャンプ

社会問題を学び、アクションについて考えるキャンプは、これまでに44回実施、922人が参加しました。

スタディツアー

支援地訪問などで開発途上国が抱える課題を体感するスタディツアーは22回実施、453人が参加しました。

自立支援事業

国内外19か国69の支援プロジェクトを実施しました。

VOICE

メンバー 坂口 くり果さん
FTCJと出会って、子どもにも世界を変えられるんだ、子どもだからこそできることがあるんだ、というアクションに対する勇気や自信を持つことができるようになりました。また、同じように社会をより良くしたいと願い活動するたくさんの仲間に出会えたことは、うまくいかなくて諦めそうになる自分を何度も鼓舞し、また頑張ろうという気持ちにさせてくれました。
メンバー 磯 幸一さん
僕は、中三の時に学校で初めてFTCJの話を聞いて、衝撃を受けました。12歳の少年が世界を変えた!なら、自分にもできることをやってみよう!と決意し、中学校では募本運動をしたり、高校に入ってからは募金活動をしました。FTCJで活動する中で、世界状況についても学べ、また自分自身としても活動する一歩目の大切さ、自分自身の可能性が無限大ということも感じました。これからも今の自分にできることを身近なことから初めて行こうと思います。
保護者 與座 友美さん
三女が小学4年から高校生となった今でも様々な形で関わっています。特に季節毎の テイクアクションキャンプは毎回楽しみにしており、中学1年の夏にはカナダのキャンプに姉と一緒に参加し、貴重な体験をしました。三女はスピーカーとして、様々な場所で活動し、何よりも有意義な時間を過ごしています。小学4年の息子も1円募金を頑張っています。FTCJは自分達の視野を広げ、日本で生まれ育った恵まれた環境も世界を変えられると実感できる場所です。世界を変えるのは一人 一人の意識とそれを実現させようとする行動力です。これからのFTCJのさらなる活躍を期待しています。
元明治学院学院長 小暮修也先生
団体発足時からFTCJに関わり、子どもの人権を考え行動する力に感動しています。生徒たちは、今まで文化祭、インドの学校建設、フィリピンへバスを贈るため様々な募金活動をしています。毎日新入生が入り、にぎやかに活動しています。これからも、子どもたちの可能性を引き出せるようにサポートしていきます。
自治体 子育て支援課担当者さま
こども基本法、こども大綱をはじめ子どもの権利や意見聴取のファシリテーターについてについて、基本的な知識から実践的な内容まで幅広くご教授いただき、大変学びが多く、研修時間があっという間に感じる充実感でした。こどもと接する中で自分基準で良かれと思った言動をしていたことに気づき、改めて「本当にこどものために良いことなのか」「こどもを人として尊 重している」ことになっているのか、向き合い方を振り返る機会となりました。
株式会社 ワイズ・インフィニティ
取締役会長 山下 菜々子さま
12歳の少年の発想から生まれた「フリー・ザ・チルドレン」。団体創設者のクレイグの行動力に感動しました。子どもが子どものために活動する類を見ない団体です。未来の担い手である子どもたちが、一人でも多く「フリー・ザ・チルドレン」の活動に参加して問題意識を培い、行動力がある大人に成長することを願いします。そして、彼らの活動を通して、貧困に苦しむ世界の子どもたちが夢を持って成長していくことができるよう応援をしています。

Donetion / Support
ご寄付・ご支援

みなさまのあたたかいご寄付やご支援のおかげで、学びや社会貢献の機会を日本の子どもたちに、支援や交流の場を世界の子どもたちに届けることができています。

みなさまのご支援によって実現した取り組みの一部をご紹介します。

日本の小中高校・大学 1,300校以上へ「子どもの権利」などの授業を提供

世界45カ国以上で、1,500校以上の学校・教室を建設

パートナーWEと連携

20万人以上のアフリカやアジアの子どもたちに教育の機会を提供

パートナーWEと連携

フィリピンで5,000人以上の子どもを人身売買などから保護・自立サポート

現地パートナープレダ基金と連携

Award
受賞歴

  • 2002年

    FTC創設者クレイグ・キールバーガーが尾崎行雄記念財団「咢堂賞」受賞

  • 2000年以降

    FTC及び創設者クレイグ・キールバーガーがノーベル平和賞3度ノミネート

  • 2007年

    代表中島が国際ソロプチミストより「青少年指導者育成賞」受賞

  • 2013年

    スタッフ原元望が「アーユスNGO新人賞」を受賞

  • 2016年

    スタッフ石田由香理が第14回サフラン賞を受賞

  • 2017年

    フィリピン盲学校支援のクラウドファンディングがReadyfor賞を受賞

  • 2018年

    JANIC「NGO組織強化大賞2017女性スタッフの登用・活躍部門)」を受賞

  • 2018年

    スタッフ河本(現木村)千夏が「アーユスNGO新人賞」を受賞

  • 2023年

    「SCARE HUNGER アクションキット(フードドライブ)」が消費者教育教材資料表彰2023 優秀賞受賞

  • 2024年

    博報堂教育財団「博報賞」受賞

Message
代表挨拶

みなさん、こんにちは!フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの代表の中島早苗です。
私は、カナダで誕生したFree The Children(フリー・ザ・チルドレン/現WE)の理念に共鳴し、
日本の人たち、特に子どもや若者に紹介したいという思いから
1999年にフリー・ザ・チルドレン・ジャパンを設立しました。
「子どもは助けられるだけの存在ではなく、
変化を起こす担い手である。」

私たちフリー・ザ・チルドレンは活動を重ねて、ますます、そう確信しています。
子どもは未来だけではなく、今日においてもリーダーなんだと。
私たちフリー・ザ・チルドレンは、様々な方とつながりともに歩むことで、
「誰一人取り残されない」世界を創っていきたい、
そう心から願っています。

代表理事 中島早苗

プロフィール

認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン代表。アパレル会社勤務後、米国NGOでのインターン中にFree The Childrenを知り理念に共鳴し、日本に紹介しようと1999年に団体を設立。以後、活動に従事。2007年国際ソロプチミストより「青少年指導者育成賞」受賞。著書に「フィリピンの少女ピア」(大月書店刊)等の他、共著に「こども基本法こどもガイドブック」(2024年8月子どもの未来社刊)がある。2022年7月より新潟市子どもの権利推進委員会委員に就任。