インド カルタナ村自立支援レポート!
私たちは、インド北西部のラジャスタン州で、1998年から、地域の村人とも協力しながら事業を行っており、自立支援事業のうちの教育支援レポートが届きましたのでご紹介させていただきます。
ラジャスタン州は人口7500万人で、農業や家畜業、炭坑夫が主要産業です。州内に暮らす先住民や、下級カーストに属する人たちは、州の政府や、開発事業から排除されている状態が長年続いています。このため、多くの人が、教育や清潔な飲み水、衛生設備、収入を得るための機会、保健サービスや、栄養価の高い食品などにアクセスすることができずにいます。
カルタナ村について
林や丘、山岳部、谷あいの耕作地からなる起伏ある地形となっているカルタナ村には、1400人が暮らしています。経済的に発展を続けていますが、地域は未だに、絶対的貧困率や非識字率の高さなどの難題に直面しています。
教育支援について
カルタナ村の小学校は、日々進化しています!
2016年の夏から、小学校の2つ目の教室の建設を行っています。
この他に、現在2つの事業を小学校で開始しており、学校の境界壁の建設と、ガーデンテラスの境界壁の建設を行っています。
これらの事業により、充実した学習環境を、教育を受ける機会から取り残されていた多くの村の若者に提供できるようになります。私たちがカルタナ村で事業を開始してから、この小学校に教室が一つ完成し、三つの簡易型トイレが設置され、手洗い場も整備されました。事業や建設をこれからも継続し、生徒たちにとってカルタナ村の小学校が、安全で勉強に集中できる場となり、充実した学校生活を送れる場となることを目指します。
FTCJからのご支援は、全てカルタナ村のために使われます。カルタナ村の教育へのアクセスの改善、村内全体の支援を強化してくために使われます。支援事業を行っていく中で、村人の生活にも変化が起き始めています。
より多くの生徒が学通い、学力の向上や成績の向上、そして小学校の卒業率の上昇が見られるようになりました。インドでの教育支援のために集められた寄付は、下記の事業に使われます。
校舎の建設と改築、教員への研修事業、学習用具の配布、教育事業と、地域での教育活動(生徒を対象にしたワークショップや、村でのミーテイングなど)
これまでのパートーナーシップを通じて、世界中の支援を行っている地域で、より良いインパクトを起こしていくために、FTCJのみなさんには多大なご支援を頂いています。
この事業は、株式会社チヨダさまの温かいご支援により実施することができました。
温かいご支援心より感謝申し上げます。
みなさまのご協力に感謝申し上げます共に、今後も前向きな変化をみなさまと一緒に起こしていくことを、楽しみにしています。