【FTCJ子どもアンバサダーリレーコラム】Vol.29「トランジションタウン“トットネス”の魅力」

当団体の子どもメンバーの代表であるFTCJ子どもアンバサダーによるリレーコラム第29号です!

今回からは、子どもアンバサダー2023-24によるコラムが始まります!

リレーコラムって?

FTCJ子どもアンバサダーが執筆したコラムを投稿していきます。
テーマは「子どものわたしが伝えたいこと」。
子どもアンバサダーの皆さんに自由に発信していただける場であり、
自分が感じていることやアクション、やってみたいこと、興味のあることなどから自分でテーマを見つけ、読者の皆さんに伝えたいことを書いていただきます。
《リレーコラム一覧》


 〜子どものわたしが伝えたいこと〜
<リレーコラム Vol.29「トランジションタウン“トットネス”の魅力」>

 

今回の執筆者は、中学生のひづきです。

 

今回は、「トランジションタウン“トットネス”の魅力」についてコラムを書いてくれました。

ひづきが2週間滞在したイギリスのトットネスで感じたこととは…ぜひご一読ください!

 

  ひづきの言葉

「みなさんこんにちは!!FTCJ子どもアンバサダーのひづきです!
私がこの夏滞在したイギリスのトットネスを紹介したいと思います。
日本にはない良さや違いを知って、みなさんの何かが変わってくれたら嬉しいです!」

 


「トランジションタウン“トットネス”の魅力

 

私は、この夏、2週間ほどイギリスのトットネスという場所に滞在しました。
トットネスは、T (トランジション )T (タウン) T(トットネス)として知られているデヴォン州の小さな町で、4年前にも父の仕事の関係で行きました。
 
 私は、2度トットネスを訪れましたが、その中でトットネスと日本の違いをたくさん感じました。
 
 まず、周りの人の目なんて気にしていないことです。
日本って、人の目気にして、周りに合わせたりして自分を出せてない人が多いなと私は思います。トットネスには、例えば裸足でジョギングしている人がいたり、馬で移動している人がいたりしていて、他にも服装などが様々で本当に多様なんです。こんな風に自分と違っている人がいてもみんな何も気にしてなくて、とっても親切なんです。そして、私自身も日本にいる時より、自由な気がして自分のやりたいと思ったことをやれていて、「自分」を出せてたと思いました。
 
 次に環境への意識です。
私がトットネスのスーパーに行った時、レジ袋に買った物を入れて出てくる人がいませんでした。みんなマイバックを持ち歩いていて、手で持って帰る人までいました。レジに行っても、「袋、いりますか?」とは尋ねられませんでした。また、スーパーのお菓子などは、一つの袋にそのまま入っていて、過剰包装されていませんでした。
過剰包装といえば、町の「ハイストリート」には、量り売りの店もありました。人が多い週末には、たくさん人が来ていました。日本にも量り売りの店はありますが、知っている人は少ないし、環境を意識しているような特定の人しか使っていないイメージがあります。
 
 私は、これまで社会問題に対するアクションを起こしてきました。
アクションを起こせば世界は変わると思います。けれど、本当に世界を変えるのなら、私1人だけでなく、多くの人の考えが変わり、行動が変わらないといけないと思います。なので、これまでのアクションはどうやったら人の心を動かせるかを考えて、行ってきました。冒頭にも書きましたが、トットネスはトランジションタウンであり、トランジションタウンとは「移行」や「転換」を意味します。石油等の化石燃料に大きく依存する暮らしから、その使用を大きく減らした暮らしに、住民の創意と工夫で今のトットネスがあるそうです。
 
これを知った時、変わるってすごいなと思いました。それと同時に、どうやって変われたんだろうと知りたくなりました。これを知っていくことで、私のアクションに対する何かも新しくなっていくのかなと思いました。
 
 こういう日本にはない良さをもっともっと多くの人に知ってもらい、それが世界が変わることに繋がっていほしいです‼︎
Together we can change the world!
 


それでは次回もお楽しみに〜!