ある高校生の女の子が、夏休みにインドに旅行をして、そこで3人の働く子ども達と出会い、自分に何が出来るかを考えるお話です

彼女は、両親を知らない。兄と共に、路上で物乞いをしながら生活をしていた。 しかし、その兄は警察に捕まり、彼女は1人で生きていくことになる。旅行者にお土産を売ってお金を稼ぎながら、いつか兄と再会できる事を夢見ている。

１５歳の時に、親が決めた年の離れた男性と結婚させられ、子どもを生む。結婚するまでは、学校に行けていたが、結婚後は退学し、家事をする。学校が大好きで教師になる事を夢見ていたが、その夢は絶たれた。自分の娘が学校で卒業まで勉強できるようにしてあげる事が今の願い。

父親が借金を作り、５才の時にコットン畑のオーナーに売られる。母親は結核に、かかっており、彼女の労力が家族を支えている。その為、学校には行った事がない。強い農薬を使う作業・長時間の労働で病気だが、働き続けている。