【報告】視覚障害者の中高生へスマホを送って勉強ができるようサポート!

2021年10月より、現地パートナー団体PBUと一緒に、審査基準を設けて、受益者の選考を行うなどしてきました。その結果、2022年6月までに、拡大鏡・読み上げ・電子書式リーダーアプリをインストールしたスマートフォンを、フィリピンのハイスクール(日本の中学高校に相当)に通う視覚障害のある子どもたち80人へ届けることができました!

 

 

 

2022年4月9日には、スマートフォンを受け取った教育支援事業の受益者の高校生たちと、ZOOMで集い、書籍読み上げアプリの使い方セミナーや、交流会を行いました。フリー・ザ・チルドレン・ジャパンからは、代表の中島早苗が参加しました。

※本人に公開許可を得た写真です

 

ZOOMでの集いのなかで、スマホを受け取った中高生からは、「今まで本が読めなかったけれど、スマホにアプリを入れたことで、読み上げ機能で読むことができるのはとっても嬉しい!色々な本を読んでみたい」、「調べ学習をする上でスマホがあると情報を探すことができるのはすごくありがたい」といった感想が聞かれました。

視覚に障害のあるフィリピンの中高生にむけて、ご寄付をくださり応援くださった皆さま本当にありがとうございました。

 

(2024年6月4日22:45追記)
たくさんの温かいご寄付のお陰で、本事業を無事に完了することができました。皆様からのご支援・ご協力に心より御礼申し上げます。

スマホが欲しいという声を、多くの視覚障害者の中高生から頂いているので、引き続きとどけていきたいと思います。そのために引き続きご寄付を集めています(事業完了のため受付終了)。
1万円でフィリピンの視覚障害者の中高生1人に、スマホの使い方の研修と、スマホを無料で届けることができます。