名古屋市立北高校で出前授業を行いました!
7月6日に、名古屋市立北高校で国際理解コース1年生を対象に出前授業をさせていただきました。
昨年同様、合計3コマの時間をいただき、
1コマ目は、児童労働シミュレーションカードゲームというワーク、
2コマ目は、2年生の活動についての話とスタッフの経歴・仕事への想いなどを共有、
3コマ目は、自分にできることを考えるワークを行いました。
☆昨年の様子は、学校ホームページの国際理解コースページに掲載されています。
記事名:(3)FTCJ生徒体験報告① (5)FTCJ生徒体験報告② (10)FTCJワークショップ
《授業概要》
対象:高校1年生40名、2年生22名(計62名)
ファシリテーター:1名(広瀬)
(講師プロフィールはリンク先をご覧ください)
形式:オフライン(生徒・スタッフ双方がマスクを着用して授業を実施)
時間:138分(46分×3コマ、5・6・7時間目)
目的:児童労働などの世界の社会問題について知り、自分にできることを考える。
<内容>
1コマ目
・当団体の紹介(設立の経緯、活動内容など)
・児童労働シミュレーションカードゲーム
児童労働者として劣悪な環境で生きる子ども達の人生を体験するゲームです。
ゲーム後には振り返りを行い、お互いが体験した人生やそれを通して考えたことなどを共有しました。
加えて、貧困や子どもの権利、児童労働と自分たちの生活とのつながりについての解説も行いました。
2コマ目
・2年生による活動経験の話、取り組み中の活動への協力依頼
昨年度に当団体によるTake Action Online Campに参加した2年生の生徒2名から、参加した感想や学んだことを1年生に伝えていただきました。
また、ユネスコ委員として活動する2年生から古本回収の活動についての説明や協力依頼の話もありました。
※北高校はユネスコスクール加盟校です。
・ファシリテーターによるキャリア、自己肯定感について話
ファシリテーターが「どのような経歴を経て、なぜ当団体に入職したのか」などのキャリアについての話や
「小学校〜大学時代に考えていたこと」や「自分を認められるようになった出来事」などの自己肯定感についての話をしました。
3コマ目
・アクションの起こし方
「Gift + Issue = Change(自分の好きなことをいかし、身近な所から変えていこう)」
という当団体のモットーと事例を紹介し、ワクワクしながら社会問題に対して取り組む方法を共有しました。
そして実際に個人の好きなことを生かしたアクション・アイディアを考えました。ことができるソーシャルアクション
・アクションプランの立て方
アクション・アイディアを実現するために必要なアクションプランの立て方を紹介しました。
自分が考えたアクションアイディアを1つ選び、ワークシートを使って実際に具体的な目標やプランを立ててみました。
《生徒の皆さんの感想》
・まずは子どもだから何もできないという概念をなくそうと思った!
・ワークを行なって実際に何人生活に苦しんでいる方がいるのか知れてよかった。
・世界のことについてたくさん学べた。
・自分が見ることのできなかった視点での捉え方があったことがわかった。
・スピーカーの人の幼少期の話や実際の体験のストーリーが印象に残った。
・Gift + Issue = Changeを描いたら自分でもできそうなアイディアを見つけることができました。
・自分の好きなことや得意なことを使ってアクションを起こすのが、自分も楽しいし、役に立てるのですごくいいヒントをもらえたなと思いました。
・自分でもこの3年間で何かアクションを起こしてみたいと思った。
・目標シートを書いていて自分の好きなことで、少しでも世界の貧困に苦しむ人たちを救えると想像すると本当に実現させたくなりました。
《担当の先生の感想》
多くの生徒が、自分たちもアクションを起こせるのだ、ボランティアって難しいことではないのだ、と感じるようになった気がします。
名古屋市立北高校の皆さん、ありがとうございました。
これから一歩を踏み出す皆さんを心から応援しております!
Together we can change the world!!
☆この授業は「大東建託グループみらい基金」様の助成金によって実現できました。
改めまして、ここに感謝申し上げます。
☆フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、出前授業のご依頼を年間を通して受け付けております。
(オンライン/オフライン/オンオフ混合など、授業内容や形式も細かくカスタマイズ可能です)
興味がございましたら、ぜひお問合せください。