国際基督教大学３年の石田由香理です。８月から９月７日まで、やく１カ月間FTCJでインターンをしています

　２０１０年の３月からFTCJのメンバーとなり、その春にはフィリピンへのスタディーツアー、また２０１０年夏にはインドへのスタディーツアーに参加しました

　スタツアでフィリピンに行って以来、フィリピンの国・人・全てにはまってしまい、その後大学のプログラムで１回、個人的に２回と、１年ちょっとの間にすでに４回フィリピンへ行っています！大学では開発学（途上国をどのように支援するかを研究する学問）を選考していることもあって、フィリピンの教育状況に興味があるのです。また、私自身が視覚障害者（全盲）なので、フィリピンの障害児教育にも興味があります

　去年の夏にフィリピンに行った時には、現地の盲学校で五日間ボランティア活動をする機会があり、帰国してから、現地で目の当たりにした状況を、日本の視覚障害時教育と比較しながら書いた記事を、FTCJのブログに載せていただきました　

※詳しくはこちら→ http://ameblo.jp/ftcj/entry-10617528123.html

　今年の夏にも、７月７日から１２日までタイ、１３日から２５日までフィリピンに行っていました。タイには、同じ大学を卒業した先輩が住んでいるのですが、彼女の案内で、バンコク盲学校や視覚障害者の職業訓練施設を見学しました。というのも、フィリピンよりはタイのほうが障害時教育が進んでいるので、参考になれば、と思ったのです。

　フィリピンに着いてからは、最初１週間は去年訪れた盲学校で先生のアシスタントや生徒の相談相手として過ごし、後半１週間は、一般の高校に通っている二人の視覚障害学生を訪ねて、彼らといっしょに授業に参加したり、あとSaint Paul（セイントポール）大学の特別支援教育先行の学生たちの前でゲストスピーカーとして話しをしたり、などしていました

　次の３月からは、１年間留学に行くことになっていて、そのうち半年はカナダのトロントへ行き、トロント大学で開発学の授業を受ける傍ら、Free the Childrenの本部でボランティア活動をする予定にしています。残り半年は再び（５回目）フィリピンに行き、FTCJと提携しているPredaやKPACIO、またその他障害者施設などでボランティア活動をする予定にしています

　この１カ月間は主に翻訳を担当します。普段あまり翻訳をしないので、読みにくい文章を皆さんに提供してしまうことになるかもしれませんが、どうぞよろしくお願します