サトウキビ栽培場での児童労働(カンボジア)
カンボジアでの児童労働に関する記事がありましたので
紹介致します。
The original article
2013年7月23日 -ガーディアン新聞は、サトウキビ栽培業者の大手Tate&Lyle Sugars(以下、TLS)の供給元である、KSLグループのカンボジアサトウキビ栽培場での児童労働を暴露しました。企業側はこれを問題として扱わず、内容を否定し、汚名返上の為にガーディアン紙に対して法的に対抗する方針です。しかしガーディアンは内容を裏付ける証拠を持っています。
ガーディアンがKSL栽培場での児童労働について知ったのは2012年の始めです。栽培場の家族たちは、土地から追い立てられ、生き残るために子どもたちを働きに行かせるしかなかったと語ります。今年の収穫の時期には、9歳の児童までもがKSL栽培場で働いているのを我々の調査員が観察し写真に収めました。彼らの仕事は重労働です。
児童労働の写真は事態を否定しようがありません。TLSが被害者の貧しい家族に償うのではなく、高値の弁護士にお金を使うのは恥ずべき事であり、土地を返却し妥当な賠償金を支払えば、家族らは子どもたちを本来行くべき学校へ戻すことができるとの指摘もあります。
画像はこちら
http://ruom.photoshelter.com/gallery/Blood-Sugar/G0000fQjj_X6h0CM/
(訳者:伊藤靖子 文責:浅田紀子)