We Day のステージ上で声を上げた10人の素晴らしい女性たち その6
クレイグが国際女性デーに関連して過去のWe Dayの女性スピーカーを10人紹介しています。
今回は最後のお一人を紹介します!
http://www.weday.com/2016/03/10-amazing-women-who-have-hit-the-we-day-stage/
ワニーク・フォーンミラー
ワニーク・フォーンミラーさんは、あらゆる意味で物凄い人生を歩んできました。先住民と市当局の間で大きな衝突となった「オカの危機」に巻き込まれて負傷し、一時は命が危ぶまれる危険な状態になりましたが、その後驚異的な回復を遂げて、それ以降は先住民の権利向上を目指す活動家として活躍しています。
(訳者注:オカの危機:カナダのオカ市当局が計画していたゴルフ場建設計画(建設予定地は先住民が代々所有してきた土地だった)に先住民が抗議して行われた抗議運動。1990年の6月から9月まで先住民による座り込みが行われた。抗議活動中に警察が射殺されたことがきっかけで軍が介入し、暴徒化する事態となった。ワニーク・フォーンミラーは当時14歳で、軍の兵士から攻撃されて負傷した。最終的に計画は中止された)
また、1999年のパンアメリカン競技大会に、水球のカナダ代表チームの一員として出場し、金メダルを獲得しました。
ワニークさんは、We Dayのスピーチの中で、先住民の人たちの権利を守ることの重要性を語りました。
また、私たちが共に立ち上がった時に、変化を起こすことは可能になるのだという強いメッセージを伝えてくれました。
私たちは、これまで多くの女性スピーカーたちが若者を力づけて下さったことを非常に感謝しています。もっと平等な世界を作るために、私たちひとりひとりができることは必ずあります!
今このブログを読んでいるみなさんはこれから何をしますか?
参考リンク
ワニーク・フォーンミラーの「オカの危機」に関するインタビュー動画(英語)
https://www.youtube.com/watch?v=TgYtF32ml5Q
(訳者 翻訳チーム 清田健介)