レイリー ・フォックスへのインタビュー

こんにちは、翻訳チームです!先日から、We Dayに出
演したスピーカーのみなさんのインタビューをご紹介
しています。今日は、アメリカンフットボールをプレ
イする高校生のレイリー ・フォックスです。

原文

https://www.we.org/2016/08/12/youth-reilly-fox/

レイリー ・フォックスは、自身が通う高校で始めて、
女子アメリカンフットボールの選手となり、新たな歴史
を作りました。彼女は今、世界中の女の子に「世の中に
ある、厄介性についての固定観念に惑わされずに、自分
の夢を追いかけて」とエールを送っています。

元々はサッカーをしていましたが、お父さんの提案で、
高校1年生でアメリカンフットボールに転向しました。

『サッカーを始めたのは、4歳のときで』とレイリー。『利き足は左、それも本当に大きい。
それで1年入生になったとき、父はこんな調子で話しました「フットボールチームのキッカーに
なろうとか考えたことあるかい?」ってね』。すぐさまレイリーはコーチのもとへ。そして返
ってきたのは、がっかりするニュースでした。

『やっとの思いでこう言いました。「どうしてもやりた
いのです。女の子がやったら本当にかっこいいと思いま
す」。その時コーチは言いました。、「だめだ。うちの
チームに女子はいらない。女子がこのチームに入るなん
てあり得ない」』。
しかし、「プロになりたい」という思いのレイイリーが、
そんなことで夢を諦めることはありませんでした!2年生の
とき、有能なアスリートとの出会いがありました。文字通り、
ミラクル(奇跡)が彼女の人生に訪れました。学校のフットボー
ルチームが新しいコーチを獲得したのです。その名も、ミラク
ルという名前のコーチでした。ミラクルコーチに連絡をとった
レイリーは、チームに入団するかどうかを判定するトライアウ
トを受けることになりました。すぐにトライアウトに合格!
チームへの入団が決まり、初の女子プレイヤーとして彼女の
学校のフットボールチームの歴史に永遠の名を刻むことにな
ったのです。

『ミラクルコーチ)が言いました「私は歓迎する。君な
ら大きな戦力になれると思う。君がやりたければの話だ
けどね」「もちろんやりたいです」と私は即答しました。
パッドやジャージー、ヘルメットを取り揃え、
次の週はもうずっと練習に明け暮れました。も
う最高でした!』

レイリーは、女の子であっても意思をしっかり持てば
何でもできるということを、若い女性アスリートにも
知ってもらいたいと思っています。

『年下の女の子がみんな「このスポーツがしたい」と
思えるようになってほしい。他人から「そんなことで
きない」と口出ししないでほしい。女の子たちが一
歩踏み出して、したいことをやってほしいのです』。

WE DAYでの彼女の話から彼女は若者に何を汲み取って
ほしいと期待しているのでしょうか。それこそ、スポ
ーツは性別関係なく、みんなのものであるということです!

『女子もやりたいことは何でもやってほしいと思いま
す。男子と同じにようにできると思えば、それに挑戦
すれば良いんです。子どもたちには、小さいうちから、
「やりたいと思えば、できないことはない」ということ
を知ってほしいし、また誰かに「できない」と言われた
としても、「できるよ」と言ってくれる人が必ずいます。
どうか諦めないで下さい。やりたいことは何でもやれるの
だと、みんなに知って欲しいです』。

(翻訳:翻訳チーム  松田 富久子 文責: 清田健介)

※フリー・ザ・チルドレンでは、We Day のような
イベントでチェンジメーカーの若者たちを育成した
り、世界各国で実際に支援事業を行っています。現
在、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでも、フィ
リピンの盲学校の屋根修理とスクールバスバス購入
プロジェクトのクラウドファンディングを行ってい
ます。より良い変化を起こすために、是非ご支援
やご協力をお願いします!


レイリー ・フォックス

https://readyfor.jp/projects/ftcj_phspd