マヤ・ペンへのインタビュー
こんにちは、翻訳チームです!先日から、We Dayに出演し
たスピーカーのみなさんのインタビューをご紹介しています。
今日は、若手社会起業家のマヤ・ペンです!
原文
https://www.we.org/2016/08/08/we-the-youth-maya-penn/
マヤは16歳という年齢でありながら、既に素晴らしい偉業
をいくつも達成しています。社会起業家であり活動家でもあ
るマヤですが、最近は執筆家としても活動中です。好きが高
じて始めたエコフレンドリーアクセサリーの販売事業「Maya’s
Ideas(マヤのアイデア)」を通して、地球を守ることに少しでも
貢献したいと思っているそうです。
私たちの仲間であるウォルグリーン(米国の薬局チェーン)
が社会問題を意識した商品に対する情熱をマヤに伝えた
いと、ケニヤへのME to WEツアーへ彼女を招待しました。
この旅で、マヤはケニヤのお母さん達によるラフィキス(ビ
ーズアクセサリ)作りを間近で見学し、ラフィキス作りがお
母さん達の家族やコミュニティに与えているインパクトを、
肌で感じてきました。WE Dayの本番の合間に、マヤと話す
機会があったので聞いてみました。
今日の気分はどうですか?
『とても興奮しています。私はいつも、世の中を良くするため
に、アクションを起こすことの大切さを信じていますし、若い
子達がアクションを起こすこと、活動家になること、そしてポ
ジティブなインパクトを与えることを応援してきました。今回
声をかけて頂く前から、WE Dayのことは知っていました。そ
んな訳で、WE DAYにはいつも、「かっこいいなあ」という印
象を持っていましたし、変化を起こしたがっている若者をW
E DAYが後押ししているところ見て、本当にすごいなあと思
っていました。そんな私が、今実際にこの場にいることにと
ても興奮しています。』
活動家になった経緯を教えてもらえますか?
『2008年、私が8歳の時に、エコフレンドリーアクセ
サリーの販売を始めました。10~20%の利益を環
境問題と問題と女性の権利に関わる活動をしてい
るチャリティーや団体に寄付しています。その後、2
011年にNPOになりました。私の両親が博愛の精神
を持つように育ててくれました。だから、どんな方法
でもいいんですけど、出来れば私の大好きな事でポ
ジティブなインパクトを起こそうと努力しています。好
きなことで変化を起こそうということに常に全力投球
して、ここまできましたね。』
最近、ケニヤに行かれたとのことなんですが、そのことにつ
いて教えてください
『ME to WEとウォルグリーンのおかげでケニヤに行くことが
できました。とっても素晴らしい経験でした。ME to WEやラフ
ィキスのような商品が、現地の人たちの生活に与えている影
響の大きさを肌で感じることができました。キサルニ女子学校
に行って、どのように子どもたちが教育を受けているのかを見
ることもできました。ケニヤのお母さん達が実際にブレスレット
を作っているところも見ました。見るもの全てが驚きの連発で
本当にたくさんの事を学びましたし、たくさんのことを吸収でき
ました。友達もたくさんできたんですよ!』
ビジネスを始めたいと思っている若者に何かアドバイスはありますか?
『まず自分を信じること、それから自分が情熱を注ぎたいと
思っているものにも、確信を持って取り組むことです。よ~く
調べて、アクションを起こす方法やインパクトを与える方法を
模索してください。 どうせビジネスをやるなら、ぜひ社会起業
家になってください!』
経験を通してあなたが若い世代に一番伝えたいことは何で
すか?
『様々な経験を通してたくさんの事を学びましたが、思うこと
は、誰だってインパクトを与えることができるということです。
どんな形であれアクションを起こせば、誰かに何らかのイン
パクトを与えることになります。例え、それが目に見えるよう
なカタチではなかったとしても。とにかく一歩踏み出してくだ
さい。そして、自分は世界を変えることができると信じて下さ
い!』
「Maya’s Ideas」で次にすることは何ですか?
『4月12日に私の本が出版されます。タイトルは「You Got
This: Unleash your Awesomeness, Find your Path and Ch
ange your World.」です。主に、私の生い立ちや、好きなこ
とを見つける方法、この世界で自分の居場所を見つける
方法、それからその世界を変える方法なんかについても
書いています。』(注:洋書のみ発売中)
おまけ
マヤのTEDでのスピーチ(日本語字幕付き)
https://www.ted.com/talks/maya_penn_meet_a_young_entrepreneur_cartoonist_designer_activist?language=ja#t-223203
(翻訳:翻訳チーム 山田さつき:文責 清田健介)
※フリー・ザ・チルドレンでは、We Day のようなイベントでチ
ェンジメーカーの若者たちを育成したり、世界各国で実際に
支援事業を行っています。現在、フリー・ザ・チルドレン・ジャ
パンでも、フィリピンの盲学校の屋根修理とスクールバスバ
ス購入プロジェクトのクラウドファンディングを行っています。
より良い変化を起こすために、是非ご支援やご協力をお願いします!
https://readyfor.jp/projects/ftcj_phspd