【国会議員への発信キャンペーン】1自分の選挙区を知ろう!

今日から、2018年6月6日(水)に行われる「国会議員のための世界一大きな授業」にあわせて、主に国会議員に向けた働きかけについて数回に分けて説明します。(国会議員のための世界一大きな授業についてはこちらのページ(https://ftcj.org/archives/9964をご覧ください)

◆なぜ「世界を変える」ために議員に働きかける必要があるのか?

「世界を変える」を目指すとき、一人ひとりが地域や学校、家庭で直接、一人ひとりに向き合って行動をしていくことも重要です。
しかし、より広範囲に変化を目指す場合は、間接的な方法として、現在の社会の決まりを作っていたり、解決する権力を持っている人々に働きかけていくことも重要となります。

特に、日本も含めた、民主主義国家では、その社会の行く末は選挙によって選ばれた議員が「代表者」として話し合いで決めていきます。 議員は人々の投票によって選ばれるため、日本に住む一人ひとりが声を上げていくことが重要です。

◆どうやって議員に働きかけるの?
①自分の選挙区の議員を見つけ、調べる
ところで、みなさんはご自身のお住まいの地域から選出されている議員さんがどなたかご存知でしょうか?
国会議員の場合、議員は自分の選挙区に住む人々(有権者)の考えに敏感です。
あなたの住む地域から選出された「国会議員」は、きっとあなたの話の持つ影響は大きくなるでしょう。
*今回は比例区ではなく、選挙区から選出された議員を主な対象としています。一般的に、選挙区出身の国会議員の方がそこに住む一人ひとりの声に耳を傾けやすいと言われています。

(a). 自分の選挙区を把握する
参議院の選挙区は、各都道府県に1つずつのため、「都道府県名+選挙区」となります。
一方、衆議院の選挙区は、小選挙区制であり、各都道府県に複数の選挙区があります。 そこで、インターネットの検索エンジンを用いて、「衆議院 選挙区 (自分の住む市町村名)」で検索を行いましょう。 自分の選挙区がどこだかわかるはずです。

(b). 自分の選挙区の議員を見つけ出す
次に「Yahoo! みんなの政治」にある「国会議員」のページ(https://seiji.yahoo.co.jp/giin/?kw=&pl=0&ar=9&py=0)にアクセスし、議会名と選挙区名を入力します。

(c). 議員の経歴や連絡先を調べる
各議会のウェブサイトには、所属する国会議員の経歴が紹介されています。
参議院の場合はこちら(http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/giin/196/giin.htm)からご確認ください。
衆議院の場合はこちら(http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/syu/1giin.htm)からご確認ください。
*「あいうえお」順で検索ができるようになっています。

次に各議員のウェブサイトを探してみましょう。
インターネットの検索エンジンで「議員」の名前で検索してみましょう。
議員のウェブサイトには、「事務所の郵便番号と住所」「電話番号」「メールアドレス」、またSNSなどを行っている場合はアカウント名が記載されていますので、メモをしておきましょう。
*なお、事務所は選挙区内及び東京の議員会館の2つありますが、選挙区内の事務所住所をメモしておくとよいでしょう。
*ウェブサイト内の「問い合わせ」などのボタンをクリックするとメールソフトやアプリを起動させる設定がされている場合もあります。特にそういったメールソフトやアプリを持っていない場合は、「問い合わせ」のボタン上で右クリックを行い、「メールアドレスをコピー」をクリックし、テキストなどに「貼り付け」を行い、メールアドレスを取得する方法もあります。

(d). その他参考となるウェブサイト
国会議員について調べる際に参考となるウェブサイトです。
選挙ドットコム (https://go2senkyo.com)
Yahoo! みんなの政治 (https://seiji.yahoo.co.jp/)

②有効な方法は?
国会議員に私たちの「思い」を理解してもらう際にどのような働きかけが効果的でしょうか?
国会での会議や選挙区の間の移動などで忙しい議員の耳に「思い」を届ける際には、やはり、実際に「会いに行く」ことが有効です。こうした実際に会いに行く活動は「ロビーイング」と呼ばれます。
その次に有効なことは自分の声で「思い」を伝える「電話」となります。国会議員に取り次いでもらえることは多くはありませんが、議員事務所の方に「思い」を伝えてもらうことは可能です。
また、「電話」には劣るものの、手紙を書いて送ることもよいでしょう。手書きで書かれた文章が与える影響力は、コピー機で印刷された文章よりも伝わり方は大きいはずです。
最後に、現代では、国会議員もメールアドレスを事務所としてもっていることがほとんどですし、多くの議員がtwitterやfacebookなどのSNSを利用しています。そうしたアカウントに対してメッセージを送ることも選択肢として入れてもよいかと思います。ただし、SNSやメールについては、数多くの同様な内容のメッセージが届く場合を除いて、手軽さゆえに議員の印象に強く残る可能性は他の方法よりも低いように思います。

今回は、自分の住む地域から選出されている国会議員は誰なのか、そして、その議員に対してのアプローチの方法の種類についてみてきました。
次回は、議員のことをもっと知ろう!です。

*お知らせ*
フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、2018年6月6日(水)に開催される「国会議員のための世界一大きな授業」に向けて、各地から国会議員に働きかけを行ったり、当日イベントで情報発信を行っていただける「発信メンバー」を募集しています。
ご関心のある方は、こちらのページ(https://ftcj.org/archives/9964)をご確認の上、ぜひお申し込みください。