【報告】8月22日(土): 移民・難民に関する熟議的対話ワークショップ(We are the MOVEMENT )
フリー・ザ・チルドレン・ジャパンは、大東建託グループみらい基金などからの助成を頂き、子ども・若者のソーシャルアクションイベント開催を応援する「We are the MOVEMENT」を実施しています。
この度、プロジェクトメンバーからイベント開催報告が届きました!
【アクション実施報告】
2026年8月22日(土)に、難民支援活動を行うユース団体のネットワークである「ユースなんみんプラットフォーム」(YRP)が、NPO法人Wake up Japanのご協力を頂き、日本における移民・難民についての熟議的対話ワークショップの勉強会を行いました。ユースなんみんプラットフォームとは、難民に関心を持つ若者や団体を繋ぐ、全国規模のプラットフォームです。ユース同士での情報共有から、イベントの開催や出展としての参加を行っています。
【企画・アクション内容報告】
ワークショップでは、アイスブレイクや安心の場づくりを経て、まずは「熟議的対話とは何か」ということを教えていただきました。ただ深く対話するというだけでなく、はじめに提示された移民難民の受け入れについての3つの選択肢に沿って、各選択肢のトレードオフ(何かを選択すると、何かを失うといったような関係性)に当たる考えも含めて検討していく点が印象的でした。また、最初に確認した安心の場のための基本ルールはYRPの理念とも一致しており、今後も意識していきたいと感じました。
具体的な選択肢は、以下の3つでした。
- 人々を歓迎する
- 外国人の受入れのペースを落とし、日本経済に寄与する人材を受入れる
- 日本社会の古来からの価値観を軸にコミュニティを再生する
これらのオプションについて一つひとつ検討し、それぞれのトレードオフも含めて多面的に考えました。「日本への貢献」や「日本古来の価値観」といった、主観的にもなり得る言葉などに注目し、その意味を慎重に考えました。「日本への貢献」とは誰にとってのどのようなものなのか、「日本古来の価値観」とはそもそも何か、そしてその変化は本当に外国人の増加によるものなのか、など考えました。移民や難民の受け入れについては、つい視点が日本経済へのメリットなど、いわゆる「日本の国益」に寄ってしまうという気づきが印象的でした。また、価値観というものは、受け入れに関係なく、時代が移れば必然的に変わるものではないかという意見も出ました。
【イベントを実施してみて】
YRPでは、イベントの開催や出展を行い、色々な分野を知る方と関わる機会も頂いてきました。ですがこのワークショップでは、学術的な観点からの知識や視点を広げられる点で新鮮でした。今まで、漠然と感じたり考えてきたりしたことを体系的に捉え直す機会になったと思います。今後も、ユースなんみんプラットフォームの「共鳴・共歩・共創」を多くの人に伝えてゆくためにも、まず我々が知り、深く考えてゆくことを大切にしたいです。また、YRPはいつでもメンバーを募集しています。私たちのつながりの輪に、皆さんも参加してみませんか?
ユースなんみんプラットフォーム
https://www.unhcr.org/jp/youthxunhcr-for-refugees
※本企画は、大東建託グループ みらい基金の助成、認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの
運営補佐のもと実施されている、「We are the MOVEMENT」の一環として開催されています。
「大東建託グループみらい基金」による助成ご協力に、心より感謝いたします。
