「若者は、アメリカの良心だ!」:2018年アメリカ下院議員選挙、アレクサンドリア・オカシオコルテス候補のスピーチ全訳
11月6日に迫るアメリカの中間選挙に、史上最年少の下院議員を目指し出馬している、アレクサンドリア・オカシオコルテス候補。今回は、同候補のWE Day UNでのスピーチをご紹介します!(清田)
https://www.facebook.com/WEmovement/videos/255576358373525/
こんにちは! We Dayにお集まりのみなさん!
いつもリーダーシップを発揮し、地域のために活動していること、地域のためにいろんなことをやってくれていることに、本当に感謝しています!
みなさん自身に、ぜひここで大きな拍手を!
私の名前は、アレクサンドリア・オカシオコルテスといいます。
ニューヨーク第14地区の下院議員選挙に、民主党の候補者として出馬しています!
ニューヨークっていうのは、女の子が生き抜いていくにはなかなか大変な街なんですが、みなさんぐらいのパワーがあ
れば、充分生きていけると思います!今日は若者たちの力強さ、社会変革を求める人たちの力強さ、地域のために日々活動している人たちの力強さについてお話しのできればと思っています。
今年の6月26日、若い人たちが、うちの選挙区で10期に渡って議席を牛耳っていた民主党議員の予備選での再選に、待ったをかけました。
メディアの人たちは、この予備選の選挙結果を、「激化する既存政治家と反体制派の対立の象徴」に仕立て上げるために、あらゆる屁理屈を持ちだしました。
「選挙区の特有の有権者層の特殊性」「有権者の人種構成の特殊性」「有権者の階層的特殊性」とかいろいろと。。
でも、実際はもっと単純で、「若い人たちが動いてくれた」ということだったんです。若い人たちが、「民主主義社会の一員として変革をもたらしたい」と思って声を挙げてくれたのです。
実際、アメリカで民主主義社会の一員として声を挙げていたのは常に若い人たちでした。
公民権を成立させたのは、声を挙げた若い人たちでした。
投票を呼びかけてきたのは若い人たちでした。
経済のあり方に変革をもたらしたのは若い人たちでした。
環境問題に取り組み変革をもたらしてきたのは若い人たちでした。貧困をこの世から無くすのも若い人たちです。
若い人たちは、常にアメリカの良心となってきたのですから!
予備選が終わった後、よく、「孫がメールを送ってくれて君に投票したんだ」「遠くに住んでる甥っ子が電話をくれて投票したよ」という風に声をかけられることが多くなりました。
みなさんは投票できる年齢ではないかもしれませんが、人を投票に行かせることはできるのです!
では、ここでひとつ私からみなさんへの宿題を出します!今
日から、11月6日の中間選挙当日まで、ご両親、保護者、ご
家族の方に、「選挙に行こうよ!」とメールや通話、Lineで毎
日声をかけて下さい。家族以外の人にも連絡を取って下さ
い。そして、「私のために投票して!」と頼んでみて下さい。
なぜなら、投票という行為は次世代への奉仕であり、次世
代に変革をもたらす行為だからです。
「お母さん!お父さん!私の未来に投票して!」と頼んでみて下さい。
これは、「政治的に偏った行為」でもなければ、「左翼っぽい運動」、または「右翼っぽい運動」でもありません。
「市民参画」の社会をみんなで創ろう!ということなのです。
もしここにいる2万人のみなさんが声をかけた人のうち、「投票したことなかった人」が1%でも投票に行けば、アメリカの民主主義政治、そして世界の民主主義政治を変えられます!
ご清聴ありがとうございました!素晴らしいWE Dayを!
オカシオコルテス候補の来歴
https://www.mashupreporter.com/alexandria-ocasio-cortez-ny-primary/