一緒にやれば何でもできる

こんばんは、浅田です。
カナダのブログからの記事を紹介です。

(訳者:翻訳チーム 金田豊正)

(The original article)

南米のエクアドルのチスマウテ村では、今年の3月にフリー・ザ・チルドレンの新しい教室づくりのプロジェクトが始まってからミンガ(Minga*)の絶大なる支援を受けています。

 

エクアドルでは、村の仲間がお互いに助け合うということがよくあります。お互いの時間や知識や道具を地域の仲間のために提供していくのです。このことをミンガと言います。

 

*訳注:「ミンガ」とは、インカ帝国の公用語であったケチュア語で、「協同作業」のこと。日本でいう「結い」(田植え、屋根葺きなど一時に多大な労力を要する際におこなう共同労働の形態のこと)に相当します。

 

このチスマウテ村には今年の3月から毎日がたくさんのミンガがあると言われています。その結果、教室づくりにおいても柱や壁がとても早く完成しています。

 

村の子どもたちがより良い教育を受けられるように村全体で援助を行ったり力を合わせて作業をしたりしています。たとえば、アレキサンドラちゃんの場合、多くの時間を教室建設の現場で過ごしているのですが、彼女のお母さんがミンガに参加している時には、まだ赤ちゃんの彼女の妹の世話をしています。このことで、アレキサンドラちゃんはお母さんが彼女のために学校を作り上げて、彼女の将来を発展させていることを目の当たりにしているのです。

 

教室は広々として20-30人の生徒が快適に過ごせる大きさになります。生徒たちはより広く明るく安全で清潔な環境で勉強できるようになるでしょう。完成は今年の後半を予定しています。

 

皆さんもチスマウテ村に行ってみませんか?