モンゴル事業報告:図書室が完成!開設式に参加しました。

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、モンゴルのウランバートル市、バヤンズルフ地区にある第92学校という公立学校にて図書室を設置する事業を行ってきました。

日本では、図書室に設置する絵本を集めるために呼びかけを行い、全国から300冊以上の寄贈をいただきましたが、著作権の問題があり、現地にはそのうちの118冊送ることができました。

そして今回、図書室が完成し開設式を行うことになり、第92学校への訪問をしてきましたので、報告いたします。

▼バヤンズルフ地区にある第92学校

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第92学校は校舎の改装を行い、図書室だけでなく生徒が毎日つかう教室も新しくなりました。

図書室の開設式には、日本語を学んでいる子どもたちや教職員の方々や校長先生などが参加し、生徒さんたちには馬頭琴の演奏や日本語での歌の発表などをしていただき、とてもにぎやかなセレモニーとなりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲有名な女性グループKiroroの「未来へ」を合唱曲として発表してくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

▲全員で、「幸せなら手をたたこう」を振りつきで披露してくれました。とてもかわいらしかったです♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲関係者でテープカットを行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

▲生徒さんたちは日本語がとても上手で、あいさつや自己紹介をしてくれました!

赤いはっぴを着た男の子は、日本語や日本文化を学ぶために日本を訪問したこともあるそうです!

 

 

 

 

 

 

 

 

▲図書室の本棚の一部。まだすべての本を設置できておらず、4月以降の運営を目指し、準備を進めていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲日本から寄贈していただいた本は、モンゴル語に翻訳した紙をはさみ、本棚に置いています。最初は日本語だけで読み、わからないところだけをモンゴル語で確認してほしい、という先生の意向により、このようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲日本の絵本だけでなく、モンゴルで購入した絵本も図書室に設置します。

 

 

 

 

 

 

 

 

▲今回のプロジェクトにご協力くださった、現地スタッフのアギーさん(左)、第92学校の校長先生(右)

 

 

 

 

 

 

 

 

▲関係者のみなさま

モンゴルでは、敬意を表すためにミルクを飲んでもらい、金のカップをプレゼントするという伝統があるそうで、モンゴル訪問が初めてだった私にはとても貴重な経験となりました!

開設は無事に終了しましたが、これから図書室が快適な場所であり続けるために、管理や運営をサポートしていきます。

このプロジェクトの実施に際しご協力くださった、アギーさん、バギーさん、#92学校の校長先生、教職員のみなさま、そして本を日本で集め、寄贈してくださったみなさま、ご寄付をいただいた支援者のみなさまに心より感謝申し上げます。また、この図書館がバヤンズルフ地区の子どもたちにとって有意義になる事を心より祈っています。

「公立学校に図書室を作ろう!」プロジェクト

詳細 http://www.ftcj.com/international/where/mongol.html

助成協力:公益信託 今井記念海外協力基金、日蓮宗 あんのん基金