【開催報告】テイク・アクション・キャンプ・ジャパン・ミニ2024冬

2024年12月26日~27日に、高尾の森わくわくビレッジで、テイク・アクション・キャンプ・ジャパン・ミニ2024冬を開催しました!

 

 

【1日目】

全体でオープニングセレモニーをしてから、グループごとに分かれ、自己紹介やゲームを行いました。
各グループで、みんなが安心して過ごすためのルール作りをしました。

 

貧困脱出ゲーム

FTCJオリジナルの貧困脱出ゲームを使って、様々な格差や貧困の現状について考えました。
チーム対抗でミッションクリアのために奮闘!でもその裏には見えない格差が…

最悪な50年後の作り方
今存在する社会問題から「最悪な50年後」をみんなで考えました。
「海には魚じゃなくてゴミしかない」「外に出られない」などなど…
最後には、そうならないためにできることを考え、未来と今の行動のつながりについて考えました。

 

ウェルビーイング
ウェルビーイングを考える第一歩として、自分の感情や価値観と向き合うワークに取り組みました。
お互いの話を聞きながら、自分が大切にしている価値観に気づいていく濃い時間となりました。

 

ワークの後は温かい飲み物でほっと一息。
自由時間もとって1日目を終えました。
 

 

【2日目】
朝の散歩
朝食後はみんなで外へ。
散歩したり、遊具で遊んだり、写真撮ったり、、外の空気を吸ってリフレッシュ!
 

子どもの権利ワーク
身近な困難な場面を乗り越えるためには、どの子どもの権利が必要か?ゲーム感覚で考えました。
また、自分の体験などをシェアしながら、子どもの権利を知ることや権利が守られる社会にしていく大切さを学びました。
 

アクション・チャレンジ
お昼までの2時間でできるアクションにチャレンジする時間!
3チームに分かれて「テイク・アクション・キャンプを宣伝する動画」を作成しました。
外に行ったり、黒板を使ったり、カメラワークを工夫したり、、、チームの個性が出た素晴らしい時間となりました。
 

 

この時作られた動画を、Instagramにて一部紹介中!

子どもの権利について

テイク・アクション・キャンプとは

テイク・アクション・キャンプに参加した理由

 

アクションプランニング、共有

FTCJが大切にしている「Gift(好きなことや得意なこと)+Issue(社会問題)=Change(アクション)」の考え方を学びました。
少し頭を柔らかくアクションを考える練習をしたあと、実際に自分にできるアクションをそれぞれ考えました。
 

 

住んでる地域やバックグラウンドも様々な仲間が出会ったテイク・アクション・キャンプ。
キャンプを通して、みんなで多くのことを知り、感じ、考え、そしてアクションへの一歩を踏みだしました。

この仲間たちがいることを忘れずに、それぞれの場所からアクションを起こしていってほしいです!
FTCJはいつでもみなさんを応援しています!

 

 

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<キャンプを終えて、参加者からの感想>

・意見を言うのが苦手だったけど、あの中だと言いやすく発言をたくさんすることができた。また、知らなかった社会問題について知ることができた。

・社会問題の実態が詳しく、そしてリアルに知れたことがまずいちばんの嬉しさです。そしてうまく輪に馴染めて、友達がいっぱいできて優しくしてくれたことやスタッフも僕がわからない所があると優しく丁寧に教えてくれて、本当に嬉しかったです。また行きたいという気持ちが、湧き上がりました。これは、スタッフのお陰でもあり、自分が問題に興味を持てたからでもあります。なので、これからもこのキャンプに参加していきたいなと思っています。今回は、本当にありがとうございました。

・アクションを起こしたくても、自分がやりたいことが明確にならなくて、悩んでいたのでさまざまなアクションの種類を改めて知ったり、色々なワークを通して自分があまり知らない社会問題についても知ることができました。

・冬のキャンプは初めてで、夏より人数も期間も少なかったから何をやるのか気になっていたけど、期待以上の内容でとても楽しかったです。人数も期間も少ないからこその内容でとてもあっという間だったけどとても濃い1.5日間でした!学校では同じ学年の人としか学ばないけど、キャンプでは他地域の他学年の人と触れ合えて、共感できる考えをたくさん貰えました。また自分が思っていることをとても言いやすい雰囲気で改めてftcjって心地いいなと思いました!

・最初、子どもが世界を変えることはできないと思っていたけど、一人一人の意識が変われば世界も変わるのということが分かった。

・キャンプに参加してたくさんのことを学び、成長できました。最初はガチガチに緊張していたのですが、プログラムが進むにつれ楽しく、夢中になっていました。プロジェクトを通して「知る」ということはとても大切だと改めて感じました。知らないと声を上げられないし、間違っていることが当たり前として過ぎてしまうと思いました。また、実際に貧困脱出ゲームで「知らない」側になり、もし自分が「知らない」ことが多い国の子どもになったらと想像するととても怖くなりました。なので、私は今後もたくさんのことを勉強し、新たな知識をどんどん吸収したいと思いました。

 

 

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実施にあたり、下記財団よりご助成をいただきました。

助成支援・スカラシップ助成支援
大東建託グループみらい基金

改めて感謝申し上げます。

 

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「テイク・アクション・キャンプ・ジャパン・ミニ2024冬」
●日 程 :2024年12月26日~27日
●場 所 :高尾の森わくわくビレッジ
●参加者 :19人
男性7人 女性12人
小学生5人、中学生14人(今回は対象が中学生まで)

●スタッフ:6人

 

●過去の実施報告はこちら