【報告】「学生目線で伝える!国際協力・途上国支援のリアル」ワークショップ(We are the MOVEMENT )

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンは、大東建託グループみらい基金などからの助成を頂き、子ども・若者のソーシャルアクションイベント開催を応援する「We are the MOVEMENT 」を実施しています。

この度、プロジェクトメンバーからイベント開催報告が届きました!


【アクション実施報告】

このアクションを実施したMIS(正式名称:Multilateral Interactions with Students) は「次世代リーダーの育成」をモットーに東南アジアを中心に国際協力プロジェクトの実行や、学生会議など数多くの学生ネットワーキング活動を行う学生団体です。2011年に設立後、関東の大学生を中心に現在約50名のメンバーが所属しており、タイ・ミャンマー国境地帯で避難民生徒に教育支援プロジェクトを実施する「タイ・ミャンマー国境チーム」、ベトナムの技能実習生問題に取り組む「ベトナムチーム」、高校生版の模擬ASEAN運営を行う「日ASEANユースサミット実行委員会」の3チームに分かれております。

本イベントは、11月17日(日)に、MISの中でも国際協力活動を行うタイ・ミャンマー国境チームとベトナムチームが共催し、同じく学生としてフィリピンで学校建設に取り組む学生団体FESTTOKYO様をお招きし、「より良い学生の国際協力を考える」ワークショップを実施しました。イベントには、(高校1年生〜大学2年生)計20名にご参加いただきました。

 

【企画・アクション内容報告】

前半はMISやFESTTOKYO様の活動紹介・パネルディスカッションを行いました。パネルディスカッションでは、活動のやりがいや実際に活動してみて直面した困難、学生として行う国際協力について、MISタイ・ミャンマー国境チーム、ベトナムチーム、FESTTOKYO様の代表者1名ずつ登壇し議論を重ねました。

後半は、4班に分かれてグループディスカッションを行い、その後MISタイ・ミャンマー国境チームとベトナムチームが用意したワークショップに参加していただきました。グループディスカッションは「学生の国際協力をより良くしていくためには?」というテーマで行い、最後に班ごとに発表をしてもらいました。ご参加いただいた皆様からは素敵なアイデアや議論が飛び交い、とても刺激的な時間となりました。その後、MISタイ・ミャンマー国境チームは、避難民の子供の教育と進路の軌跡を人生ゲーム形式で体験してもらう「難民の生き方を知る」ワークショップを、ベトナムチームは「技能実習生チャレンジカードゲーム」を行いました。このワークショップを通じて、それぞれのチームが取り組んでいる現地の状況・背景などをより身近なものとして知ってもらうとともに、そのような具体的な問題に対してどのように学生が貢献できるか、議論をしました。


【参加者の声】

以下のようなメッセージを参加者の方々からはお寄せいただきました。

団体紹介が、たくさん話を細かく知れたし、JICAのような国規模の団体の話とは違う視点の話を聞けてためになりました。

班内ディスカッション楽しい

 

 

【イベントを実施してみて】

参加者それぞれが議論やワークショップに積極的に参加し、時には笑顔が、時には真剣な眼差しが見え、とても充実した時間を過ごすことができました!

また、イベント終了後にも、残って他の参加者や運営メンバーと議論に熱中している参加者もおり、有意義な交流の場を提供することができました!

このイベントを通じて、参加者から学びを得る機会がとても多く、また参加者にも良い刺激を与えることができたと思うので、開催できてよかったです!

 

 

【次回予告】
来年3月、MISは再びタイ、メーソートに足を運び教育支援プロジェクトを実施する予定です。

 


※本企画は、大東建託グループ みらい基金の助成、認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの
運営補佐のもと実施されている、「We are the MOVEMENT」の一環として開催されています。
「大東建託グループみらい基金」による助成ご協力に、心より感謝いたします。