2024年度 第55回博報賞を受賞しました。

いつもフリー・ザ・チルドレンの活動へのあたたかなサポートをありがとうございます。
フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの中島早苗です。
とてもうれしいニュースのご報告です。

今年、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンは創立25周年を迎えました。
この25年間の活動の総括の意味も込め、国際子ども権利センター(シーライツ)代表理事である
甲斐田万智子様にご推薦いただき、博報堂教育財団が主催する博報賞に応募したところ、
最高賞である「博報賞」を受賞しました!
https://www.hakuhodofoundation.or.jp/prize/

贈呈式には事務局長 出野と参加しました。

 

「博報賞」は、児童教育現場の活性化と支援を目的としてつくられた54年の歴史のある賞で、
学校・団体・教育実践者の「波及効果が期待できる草の根的な活動と貢献」が顕彰されています。

応募に際しては、当団体が取り組んできた出前授業、子どもには社会を変える力があることを伝える
国際理解と社会貢献活動に関するお話しやGift + Issue = Changeの方程式を用いたアクション、
それら子どもたちのアクションを集めたソーシャルアクションレポートなど一連の実践について報告しました。
これまでの活動と子どもたちをエンパワメントしてきた成果が社会的に認められたことへの喜びで胸がいっぱいです。
これもひとえに、私たちの活動に絶えず関わり見守ってくださった皆様のお陰と心から感謝申し上げます。
長年にわたるサポートを本当にありがとうございました!
この表彰を受け、ますます多くの子どもたちが自分の力に気づき、
よりよい未来の社会のためにその力が発揮できるように尽力していきたいと、
スタッフ一同気持ちを新たにいたしました。

これからの日本社会は、貧困や教育格差がさらに広がることが懸念され、
2023年は子どもの自殺者数が過去2番目の多さと報告されるなど、
子どもたちを取り巻く環境は厳しくなっています。
未来の社会を担う子どもたちが、社会に対して無力感を感じたり、自己肯定感が低くなっている現在、
当団体の活動の意義は高まっています。ますます多くの子どもたちに出会い、その力を育てるには、
スタッフの増員を含めた団体の基盤の強化が必要であると感じ、この度、25周年の節目として、
月1000円~のマンスリーサポーター(キッズパワーサポーター)の増員を目指すクラウドファンディングに挑戦しています。
https://syncable.biz/campaign/6091

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンの活動の発展のため、ぜひお力添えをいただき、
この機会に私たちと共に子どもの力を育てる仲間になっていただけたら幸いです。

サポーター募集のサイトには、現役子どもメンバーやOB・OGの声、
スタッフのメッセージを随時アップしています。フリー・ザ・チルドレンとともに
育った子どもたちそれぞれのすばらしい成長の軌跡をぜひご覧いただけたらと思います。

最後はお願いとなってしまいましたが、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます!

認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン
中島早苗