提言書「子どもが権利を使うことができる社会をつくるために」と、全国子どもアンケート結果報告書を公開しました

4月22日は、日本政府が子どもの権利条約を批准した記念すべき日です。そして今年は、日本政府が条約を批准して30年という節目の年となりました。
 

この日を記念して、フリー・ザ・チルドレン・ジャパンが実行委員として参加する「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」では、昨年行った全国子どもアンケートの結果と提言書を公開しましたのでご紹介します。
 


「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」では、2023年5月から、子どもたちと提言活動を行う「子どもメガホンプロジェクト」を開始し、子どもの声が聴かれる社会づくりに取り組んでいます。
 

2023年9月~10月には子どもメガホンプロジェクトの子どもメンバーとともに、アンケート内容を考え「全国子どもアンケート:みんなの今を教えて~子どもの権利、知ってる?~(以下、全国子どもアンケート)」と題して、日本で暮らす子どもの権利に関する意識調査を行いました。その結果、全国の10~18歳の子ども1,410人から回答を得ることができました。
 

このアンケート結果をもとに、2023年12月7日には、子どもの権利が保障されるために政府に取り組んでほしいことを国の政策決定者の方々と共有し、直接対話を行うために、国会議員と子どもメガホンプロジェクトの子どもメンバーとの対話の機会を持つため、院内集会を開催しました。
院内集会に関する報告はこちらをご覧ください。
 

©広げよう!子どもの権利条約キャンペーン メガホンプロジェクト

 

さて、日本におけるこども基本法の制定、こども大綱の策定を受けて、子どもの権利が保障される社会の実現をより確実にするために、全国子どもアンケートの結果と本プロジェクトに参加する子どもの意見をふまえて、政府や社会に取り組んでほしいことを、本キャンペーンとしての提言としてまとめました。

 

提言書で要請することは以下の4点です。

  1. 学校で、子どもの権利についてちゃんと教えてください。
  2. 学校で、子どもの権利が守られるようにしてください。
  3. 子どもがのびのびと安心して意見を言える環境づくりをしてください。
  4. 子どもが安心して相談できるしくみを広げてください。
  5. 詳しくは、以下より提言書と、全国子どもアンケート結果報告書をご覧ください。

 

詳しくは、以下より提言書と、全国子どもアンケート結果報告書をご覧ください。

※タイトルをクリックするとダウンロードいただけます。

〇提言書「子どもが権利を使うことができる社会をつくるために~子どもの声からの提言~」

 

〇「全国子どもアンケート結果報告書 みんなの今を教えて~子どもの権利、知ってる?~」

 

アンケートにお答えくださった子ども若者のみなさま、ご協力ありがとうございました。