▼We are the MOVEMENTとは？

We are the MOVEMENTは、子どもや若者が社会問題を自分ゴトとして考え、一人ひとりがアクションを起こす社会を作るべく、子どもや若者自身が実施するソーシャルアクションを大東建託グループみらい基金の助成、認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンが伴走支援するプロジェクトです。

 

▼振り返り会を１月５日に実施

2023年から2024年度募集として採択したプロジェクトが2023年12月末に終了したため、そのアクションを企画した子どもや若者を集めて振り返り会を2024年1月5日にオンラインで開催しました。

振り返り会では、いくつかの問いかけを用意して、アクションの実施やこの活動の中で学んだことについて分かち合い行いました。

 

▼We Are The MOVEMENTを行ったメンバーの感想やコメント
途上国でのボランティア活動を行ったアクションに参加した若者からは・・・

・参加したメンバーは一人ひとり現地の人のためになりたいと思って行ったけど、実際にできることは少なかった

・貧しいけど、悲しく生活しているわけではなく、自分たちにできることってなんなんだろうと考えるきっかけになった。でも、なによりもまた会いたいなと思える人に出会えたのがよかった。

と思いを話していただきました。

 

発達障害に関するイベントを企画した子どもからは・・・

・参加者にアンケートで参加理由を尋ねた際に、周りに発達障害だと思われる人がいるけど自分自身が詳しくわかっていないからと回答があって、イベントとして開催できてよかった

と思いを話していただきました。

 

海洋プラスチックを使ったキーホルダーを作るアクションをした子どもからは・・・

・手作業で一つひとつを作る大変さを実感した。だからこそ、大企業や大きい力を持っている団体が環境に配慮した製品や活動を積極的に取り入れることが大切だ。

という意見も話されていました。

 

アクションの実施までの振り返りでは・・・

・思っていたより予定通りに進まず、一緒に活動をしているメンバーとの連携も取りづらかった。

・もう少し声かけを頑張れていたら良かった

といったコミュニケーション面での視点や

・子ども向けに啓発をする際に紙芝居などわかりやすい言葉や絵などみやすいように工夫した

といった学びについて触れる方もいました。

 

活動をする中での課題としては・・・

・集客や学業などとの両立　を上げている方が多くいました。
・複数名で活動をしていた方々はチームメンバーとの思いの分かち合いに課題を感じていた方もいました。

 

最後に・・・

振り返りでは、ほかに、「活動を行う上で私を元気にさせてくれること」「今後したいこと」「活動と生活のバランスを保つうえでしていること」「社会を変えるうえで必要なこと」といったトピックについてもスタッフも交えて意見交換を行いました。

We are the MOVEMENTでプロジェクトを実施した多くの子どもや若者たちが今後も活動をしたい、仲間の活動に参加していきたいと思いを話してくださいました。

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは引き続き「社会は変えられる」と子どもが言える社会を目指して、子どもの活動を応援していきます。