インドスタディーツアー2011 報告

インドスタディーツアーに行ってきました!

 

ツアーでは、支援先の村の子どもと交流したり、村で求められている ボランティアワー クを行ったり、
働くこどもたちと出会ったり、国際協力につながるアクションをとるにはどうしたらよいかを参加者のみんなと考えたり、

たくさんの学びと発見があるプログラムで、参加者からは「ぜひまた子どもたちに会いに行きたいです!」との声が上がりました。

2011 Study Tour in India
~インドの村で子どもに出会う、ボランティアの旅~

■訪問地域
インド ウダイプール周辺の村

■旅行日程
2011年8月6日(土)~8月14日(日)

■スケジュール
1日目

朝9:00 成田空港集合、インド デリーに向け出発

2日目

タージマハル観光

車で駅まで向かい、列車に乗り換え、いざ、アグラへ!車内にて朝食を食べます。到着後、世界一美しい建造物の一つで世界遺産のタージマハルを観光し、観光後は車にてジャイプールへ移動しました。
ジャイプール観光

移動途中に昼食をとり、車で6時間かけジャイプールへ到着!
風の宮殿を訪れます。観光などし、ジャイプール駅へ向かいます。

ウダイプールへ出発
夜行寝台列車にて、次の目的地のウダイプールへ出発!

3日目

ウダイプール着
ウダイプールで朝食後、街を少し見て、フリー・ザ・チルドレンが支援する村へ移動
(車で約4時間の移動)

支援している村へ

(支援するまえに使っていた学校)

コミュニティのガイドツアーとともに、支援している村へ車で移動します。女性グループや地域の部族、地域に住む人々に会いました。その地域の文化、伝統、人々の生きる喜びや課題について自分の肌で学ぶことができます。また、それらの地域の共同社会としての責任、持続可能性について考えました。

支援プロジェクトについてのオリエンテーション
貧困の悪循環を断ち切り、長期的で持続的な地域の発展を実現させるためにFTCが開発した独自支援プログラムであるAdopt-A-Village(AAV)モデルについて学びました。

(新しい学校)
4日目

朝 ヒンディー語/ヨガ レッスン

コミュニティ訪問とオリエンテーション
共同社会としての責任、限られた資源に対する人々の考え方、利用の仕方などを知ることで、持続可能性を学びました。また、村の女性と伝統的な方法である土のストーブで一緒にチャイやサモサを作ったり、地域の井戸から家へと水を運んだり、乳牛や食用牛のお世話をしたり村での生活を体験しました。

コミュニティでの開会式
伝統儀式に参加し、地域の人たちに加わりました。

ボランティア
学校建設、ガーデニングや、診療所の修繕作業ボランティアなど

夜 アクティビティー

5日目

朝 ヒンディー語/ヨガ レッスン

ボランティア

夜 アクティビティー

6日目

朝 ヒンディー語/ヨガ レッスン

ボランティア

村の子どもや人々と交流

夜 アクティビティー

今までの振り返りとシェアリング

7日目
早い朝食を食べたら、ウダイプールへ出発

働く子どもに出会う

街中で働く子どもの現状を学びました。

 

8日目

日本へ帰国
朝8:00 成田空港着

一緒に行った仲間は一生の友達に!

【スタディーツアー紹介ビデオ】
インドスタディーツアー後に高校生メンバーが作成した活動紹介ビデオ
http://www.youtube.com/watch?v=4GcjUIhSw6E&list=UUm7DYVu8Tmzl_ZaRI_10pRQ

【参加者の声】
山田梨乃さん(当時中学生)

私は世界の子どもたちの現状を学校などで話していたのですが、
実際に子どもたちの現状を見ていないと説得力にかけてしまうと感じることがありました。

なので、実際にインドの子ども達に直接会えば、
中学生の私が感じた思いを同じ子どもとして、日本の人たちに伝えることができる
と思い、スタディーツアーの参加を決めました。

実際にインドに行って、働いている小さなこどもたちと出会ったとき
「この子は毎日どんな気持ちで働いてるんだろう?」と考えましたが、
答えが想像できませんでした。
そして、すぐ横で同じくらいの年齢の子が遊んでいるのを遊んでいるのを見たとき
その違いを目の当たりにして「なんで同じ子どもなのに、あの子は遊べて、あの子は働いているの?!」ととてもショックを受けました。

支援先の村で遊んでいる子ども達はみな笑顔で、かわいくて、輝いていました。
目の輝きが日本とは違うようなきがしました。とってもたくましい子ども達でした。

いろいろな子ども達と実際に出会うと、自分の気持ちをどんな言葉で表していいのか
わかりませんでした。

でも、世界にはこういった子ども達がいるということを、誰かに伝えて、またその話を聞いた人が誰かに伝えていけば、きっと少しでも何か変化や行動がうまれるのではないかと、
私は思いました。

だから、これからも、世界の子ども達のことを誰かが興味をもってくれたらいいなと
思いながら、このインドで出会った子ども達のことを伝えていきたいと思います。

本当に「行ってよかった!」と心から思えるツアーでした。