【報告】WE TALK “SOCIAL” 「ポーランドから生中継!ウクライナ難民支援 〜私たちにできることを考えよう〜」を開催しました

5月29日に、WE TALK “SOCIAL” 「ポーランドから生中継!ウクライナ難民支援 〜私たちにできることを考えよう〜」を開催し、小学生から社会人の方まで15の方にご参加いただきました。

 

今回のテーマは「ウクライナ難民支援

ゲストスピーカーとして、FTCJユースメンバーでポーランドに留学中のるりをお招きしました。

 

前半は、ゲストスピーカーのるりから、ポーランドで行われているウクライナ難民支援について説明していただきました。

 

たくさんの写真と動画を見せていただいたことで、具体的なイメージを持つことができました。
その後、参加者からの質問タイムを挟み、スモールグループでの感想共有を行いました。

 

感想では、印象に残った支援活動や日本での難民受け入れとの比較などが話題に挙がりました。
また、物資支援やデモだけでなく、バスや店のレジなどの日常生活の中にウクライナ難民支援の意識が溶け込んでいることへの驚きの声もありました。

 

後半は、6つのアクションの種類について知り、「今自分にできること」について考えました。

 

 

スモールグループで意見交換をしながら、自分にできるアクションアイディアを考え、
最後には「2週間以内に実行するアクション宣言」を紙に書きました。

参加者の皆さんの積極的な参加により、多様な意見を分かち合うことができました!

ぜひ今回考えたアクションを実践していただけると嬉しいです。
フリー・ザ・チルドレンは、皆さんのアクションを応援します!

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

 

ウクライナ難民支援への寄付はこちらから受付中↓
寄付金は、るりが活動に参加しているポーランドの支援団体「Internationaler Bund Polska」に寄付いたします。

ウクライナ難民支援寄付

 

 

 

ディスカッションのまとめ

「今自分たちにできることはなんだろう」

<参加者の意見>

・お金を寄付する。

・ウクライナについてのポスターを描いて学校に貼る。

・SNSでウクライナの方への連帯を表明する。

・学校で「Peace Day」というイベントを開催して、問題について知ってもらったり寄付を募ったりする。

・支援の意図を表明するブレスレットをつける。

 

参加者アンケート

<印象に残ったこと・感想>
・本当に知らないことばかりだったので、今回のイベントで知ることができてよかったと感じた。

・このようなイベントに参加したのは初めてだったが、自分が考えつかなかったことや知らなかったことを知れて面白かった。

・今まで、このような活動に参加したときは、ほとんどが同じ年齢の人たちだった。しかし、今回、小学生から社会人の方たちまでと、幅広い世代の方たちと話し合ったことによって、新たな知見を得ることができた。そのため、今回のイベントに、とても満足した。

・ニュースでは聞けないことなどを学べて、自分にもできることがわかった。

・現在ポーランドに住んでいる人から、支援や避難民の生の様子を聞くことができた。

・様々な方からの意見を知ることができ、新たな考えを持つことができた。非常に居心地が良かった。

ーーテーマについての気づきーー

・最近、日本でのウクライナに対する関心は下がってきてしまっているように個人的には感じています。私も含め決して他人事とは思わず、今日の議題でもあった「今何が出来るのか」を今後も考えていきたいなと感じました。考えるというアクションだけでも、素敵な一歩になると思います。

・ロシアの人々も悪いと言うわけではなく、この情勢に対して反対の意見を持っている人々もいることを頭に入れたいです。必ず思考の違いなどによる格差が起きないことを願っています。

・市民の関心の高さによって動きの早さ、規模がとたんに変わるということ。逆にいえば、日本にも可能性があること。

・自分の力で、何かアクションを起こしたいと感じた。ウクライナ難民を支援しているポーランドの人たちには、ポーランドの人たちの生活があり、家庭がある。
今、彼らは、今まで自分のことや家族のことに使っていた時間を、ウクライナ難民のために使っているようだ。ポーランドの人たちの行っている行動は正しく、美しいと感じるが、これからも継続しなけらばならないことを考えると、負担が大きいのではないのだろうか。そう考えると、その負担を、我々は分割しなければならないと思う。
国の距離は遠いけれど、同じ人間として、何かアクションを起こし支援を行うことは、可能なことだと思う。
それなので私は、自分にできる行動をするとともに、友だちなどにも呼びかけを行っていきたいと強く思う。