【報告】Second Choice with you Day 4(オンライン勉強会 第4回)(WE Are the Movement)

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンは、2020年度より大東建託グループみらい基金さまからの助成を頂き、
子ども・若者のソーシャルアクションイベント開催を応援する「We Are the Movement」プロジェクトを実施しています。

この度、プロジェクトメンバーからイベント開催報告が届きました!


2月7日、オンラインイベントSecond Choice with you のDay4を開催いたしました!
今回は、今までと打って変わってディスカッションをメインに行いました。
小学生から社会人まで幅広くご参加いただき、多様な意見が飛び交って充実した会となりました☺

イベント募集時のブログはこちら

 

【イベント概要】

1.みんなで自己紹介
2.「畜産と環境」動画鑑賞・ディスカッション
3.「フードロス」動画鑑賞・ディスカッション
4.今後取り組みたいことを共有

 

<イベントの様子>
〇畜産と環境
世界最大の湿地パンタナルの現状をもとに作成されたアニメーションを鑑賞し、それをもとにディスカッションを進めました。
話し合いのテーマは、お肉を食べることをやめることについてどう思うか、お肉を食べない以外にできることはないかの2点です。
「週に一日からなど、少しずつ肉を食べない日を作っていく」、「魚料理を食べる」、「農家さんや焼肉屋さんなど、食肉に関わる業界へのサポートを行いながら肉の消費を減らしていく」といった意見が出まし
た。

〇フードロス
フードロス問題を説明した動画と賞味期限切れの食品を格安で売るスーパーに関する動画を鑑賞し、フードロスを削減するには何が出来るかディスカッションしました。
「賞味期限が近いものから買う」、「家庭での消費計画を考えて、商品を棚の前側からとるか後ろからとるか考える」、「賞味期限切れでも食べられそうだったら使う」のどといった意見が出ました。
また、参加者の方からご意見頂き、学校給食のフードロス問題はどのようにすれば解決できるかというテーマでも話し合いをしました。

参考:フードロス解説ページ

食料の問題

〇今後の取り組み
最後に、この日のディスカッションを通して今後取り組んでいきたいと考えたことを紙に書いて共有してもらいました。
ポスターを作る、自炊のレパートリーを増やす、プラント(植物)ベースの料理を練習するなどなど、手軽に始められる第1歩のアイディアを共有することができました。

 

各参加者の「今後の取り組み」

 

<参加者アンケート>
・賞味期限は厳しめに見ていましたが、自分の家での保存期間と賞味期限を見極めることが必要だと気づきました。自分のことと同時にお店のことも考えていく必要があると思いました。
・最近はSNS上での発言に不安を感じ、自分から何か発信することを避けていましたが、リアルなかかわりの中で、自分の食に対する問題意識を少しずつでも見せていけたらなと思えました。
・消費期限の長いものを買って計画的に食べたり、逆に消費期限の短いものを買ったりと、いろいろな考えを知ることができました。

 

<主催団体からのコメント>
日常では会話を交えることがないようなメンバーで、様々な社会問題についてディスカッションをすることが出来て、私たちSecond Choiceにとっても貴重な経験となりました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

今回のDay4で、私たちが予定していたSecond Choice with youの開催は最後になりました。オンラインだからこそ繋がることができた人もたくさんいて、非常に充実した4日間となりました。私たちのイベントが、身近な物事を通して、自分自身も楽しみつつ、環境問題を始めとする社会の様々な問題について考えるきっかけになれていたら幸いです。

改めて、計4回参加してくださった皆様に感謝申し上げます!ありがとうございました!