【報告】インド西ベンガル州での緊急支援を実施

インドでは多くの人々が新型コロナウイルスの影響により職を失い、大変な状況に置かれています。

コロナ禍の影響が長引き、そしてインド政府の支援が不十分であるため、国民は困窮しており、生き延びるために子どもたちを家事手伝いなどの働きに出してしまうケースが増えるなど、深刻な状況が続いています。

インドのコロナ禍の状況について、詳しいレポートはこちら

 

フリー・ザ・チルドレン・ジャパンでは、株式会社F.O.インターナショナル様と公益財団法人庭野平和財団様からご支援をいただき、インド西ベンガル州にて現地パートナー団体であるCCDと連携しながら、新型コロナウイルスやスーパーサイクロンの影響で経済的に困窮する家庭に対し、緊急支援をおこなっています。

2020年12月15日~2021年1月20日までに食料配布を計7回程実施。
約350家庭に米、豆、マスタードオイル、野菜、卵などの食料を支給することができました。
まずは1000家庭への食糧配布に向け、現在活動を続けています。

 

食料配布の他に、衛生について学ぶセミナーを実施したり、ホットライン(虐待、貧困など困ったことに直面した場合に相談できる窓口)の存在を周知する活動、子どもを危険から守るための啓発活動なども実施しました。

 

1月~2月にかけて、コロナやサイクロンによって被害を受けた貧困地域へのニーズ調査や聞き取り調査や、衛生・生活物資の配布実施と、1月末~2月にかけて2回目の食料支援を行っていきます。

 

これらの西ベンガル州でのコロナ緊急支援の活動は、株式会社F.O.インターナショナル様と、(公財)庭野平和財団様のご支援によって実施することができております。あたたかいご支援に心より感謝申し上げます。

 


FTCJでは、国際協力事業地での新型コロナウイルス感染拡大に対応する活動をしています。長引くコロナ感染拡大により深刻な影響が出ています。引き続き、緊急支援にみなさまのご協力をお願いいたします。