【報告】KAERU WORKSHOP vol.1 —環境問題を考える-(WE Are the Movement)
フリー・ザ・チルドレン・ジャパンは、2020年度より大東建託グループみらい基金さまからの助成を頂き、
子ども・若者のソーシャルアクションイベント開催を応援する「We Are the Movement」プロジェクトを実施しています。
この度、プロジェクトメンバーからイベント開催報告が届きました!
「KAERU」オンラインワークショップ第1弾を11月23日に行いました。
イベント募集時のブログはこちら
【イベント内容】
オンラインワークショップ
コース1, 着なくなった衣服をタイダイ染めしよう!
コース2, 環境にやさしい石けんを作ろう!
【この企画を実施した理由】
普段からよく使う日用品から意識を変えていくことは重要だということを同年代の学生にも伝えていきたいと思ったからです。特に、タイダイ染めは服の再利用が可能になるので、服の大量生産、廃棄の悪循環を抜け出す一歩になる、また、石けんづくりは流すと環境に悪い化学物質のないものを使うことで肌にも環境にもやさしいものを作れると思ったから。
【イベント実施報告】
オンライン上で行なったため、全国から11人の参加の申込みがありました!!
プログラム内容としては、石鹸作りとタイダイ染めのワークショップを行う前に、団体の紹介やアイスブレイク、プラスチックのごみ問題についての説明しました。
「KAERU」という団体の説明の場面では、「意識をKAERUことから、世界をKAERUことへ」というスローガンについてお話ししました。
アイスブレイクの時間では、それぞれの宝物を紹介するということで、「ハムスター」から「帽子」、「ぬいぐるみ」などのさまざまな宝物の説明を聞くことができました!
その後、石鹸作りのグループとタイダイ染めのグループに分かれてワークショップを行いました。
石鹸作りチームの様子↑
完成したタイダイ染め↑
<参加者の感想>
・楽しかったです。これが環境問題のアクションになるんだ、と思った。
・こんなに簡単なことでも環境に良い取り組みになっているのだと考えると、もっと自分にできることは沢山あると気づかされました。
・聞くだけじゃなくて作業ができたのが楽しかった。
・環境に優しい石鹸がある事を知って驚いた
・環境にも肌にも優しい石鹸がある事を知って驚いた
・きれいな色ができたからもっといろんなものでやりたい。
・今までやりたくても躊躇していたけれど、タイダイ染めはすごく簡単にできるんだと知れた。
「これからまたアクションを起こしてみたいか」という質問に対して全員が「起こしてみたい」という考えを持っていたのが良かったです!
【イベントを実施してみて】
計画から団体SNS運営、フォーム作成、材料の購入、予行演習、イベント運営まで大きな失敗もなく円滑に進めることができたので良かったです。
反省点としては、なかなかメンバーの予定が合わず、予定が少し遅れ気味になってしまったので、次回からは現実的な予定をたてて、それを確実に実行できるようにしたいと思います。また、イベント当日については、ワークショップを開催するのが初めてで少し緊張してしまったためか、動画の画面共有で音声が入っていなかったり、画面共有をするのに時間がかかってしまったり、間違えて参加者をブレークアウトルームに飛ばしてしまったりとミスがあったので、次回ワークショップを開催するときには気をつけたいと思います。
【メッセージ】
このワークショップは、私たちの団体のモットーである“意識をKAERUことから世界をKAERUことへ”を達成するための第一歩となれたのではないかと思います。
今回のワークショップには、環境問題に興味はあるがアクションをどう起こせばいいかわからないというような方が多く参加してくださったため、日常でよく使うものを環境にやさしいものに変える、かつそれを自分の手でつくることで環境問題に対して身近なことからアクションを起こせるということを知っていただけたと思います。
これを機に、参加者の方やその周りの方々に環境問題に対してアクションを起こすことは難しいことではないのだということを知って、次のアクションに活かしていただけたら嬉しいです。
【ソーシャルアクションレポート】